建築物環境衛生管理技術者 給水・排水の管理 練習問題 第75問: 水道水の塩素消毒における不連続点(ブレークポイント)塩素処理に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
水道水の塩素消毒における不連続点(ブレークポイント)塩素処理に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 塩素の注入量を増やしていくと、いったん結合残留塩素が増加した後に減少し、不連続点(ブレークポイント)を過ぎると遊離残留塩素が生成・増加する
アンモニア性窒素を含む水に塩素を注入していくと、まず塩素とアンモニアが反応して結合残留塩素(クロラミン)が生成して増加します。さらに塩素を注入すると、生成したクロラミンが酸化分解されて残留塩素はいったん減少し、極小値をとる点が不連続点(ブレークポイント)です。
この点を超えてさらに塩素を注入すると、以後は遊離残留塩素が生成して増加します。したがって選択肢2が正しい記述です。
選択肢1は、はじめに生成するのは遊離残留塩素ではなく結合残留塩素であり、直線的に増加し続けるのではなく途中で減少して極小をとるため誤りです。
選択肢3は、不連続点は残留塩素が生成しなくなる点ではなく、クロラミンの分解によって残留塩素が極小となる点であり、これを超えると遊離残留塩素が生成するため誤りです。
選択肢4は、不連続点に達する前は結合残留塩素(遊離ではない)の状態であり、遊離残留塩素による確実な消毒を得るには不連続点を超えて注入するため誤りです。
選択肢5は、結合残留塩素は遊離残留塩素より殺菌力が弱く、一方で持続性はむしろ優れる(長く残留する)ため誤りです。
関連キーワード: 不連続点塩素処理・ブレークポイント・結合残留塩素・遊離残留塩素・クロラミン
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