建築物環境衛生管理技術者 構造・設備・清掃 練習問題 第26問: 建築物のライフサイクルにおける改修工事に関する記述として、正しいものはどれか。
建築物のライフサイクルにおける改修工事に関する記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. スケルトン(構造躯体)はインフィル(内装・設備)よりも耐用年数が長く、スケルトン・インフィル(SI)設計は将来の内装・設備更新を容易にする
スケルトン(構造躯体:柱・梁・床・外壁等)はインフィル(内装・間仕切り・設備機器等)よりも耐用年数が長いです。スケルトン・インフィル(SI)設計は構造躯体と内装・設備を分離して設計することで、将来の内装更新・設備更新(リノベーション)が容易になります。
この記述は正しいです。「アスベスト含有建材は発見した時点で直ちに除去工事が義務付けられている」は誤りで、吹き付けられた石綿などが損傷・劣化により粉じんを発散させるおそれがある場合も、除去のほか封じ込めや囲い込みの措置を選ぶことができ、発見した時点での一律の除去義務はありません。
「大規模修繕工事は建築確認申請が常に不要」は誤りで、建築基準法上の「大規模の修繕・模様替え」に該当する場合は建築確認申請が必要です。「耐震補強工事はすべての既存建築物に義務付けられている」は誤りで、耐震改修促進法は特定の要緊急安全確認建築物等に対して義務化・努力義務を課しており、全建物への一律義務ではありません。
「石綿含有建材の除去は石綿障害予防規則の適用外で特別な措置は不要」は誤りで、建築物の解体・改修では、石綿障害予防規則により事前調査と作業計画の作成が求められ、吹き付けられた石綿などの除去では作業場所の隔離などの措置も必要です。大気汚染防止法の規制も受けます。
構造躯体のスケルトンは内装や設備のインフィルより耐用年数が長いため、両者を分けて設計すると内装や設備の更新が容易になります。
根拠・参照資料: 建築基準法第2条、石綿障害予防規則第3条、第4条、第6条、第10条
関連キーワード: スケルトン・インフィル・SI建築・アスベスト・耐震改修・大規模修繕
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