木造建築士試験 学科の試験 学科Ⅳ 建築施工 練習問題 第20問: 木造の住宅を建てる敷地で、レベルを用いた高低測量を行った。標高5.000mの既知点Aから求める点Bが見通せないため、途中に盛替え点Cを設けてレベルを2回据え付け
木造の住宅を建てる敷地で、レベルを用いた高低測量を行った。標高5.000mの既知点Aから求める点Bが見通せないため、途中に盛替え点Cを設けてレベルを2回据え付けた。1回目はAの標尺の読み(後視)が1.350m、Cの標尺の読み(前視)が0.850m、2回目はCの標尺の読み(後視)が1.120m、Bの標尺の読み(前視)が1.470mであった。点Bの標高として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 5.150m
点Bの標高は5.150mです。標高の分かっている点の標尺の読み(後視)をその点の標高に足すとレベルの視準線の高さ(器械高)が出て、器械高から求める点の標尺の読み(前視)を引くとその点の標高が出ます。
盛替え点は、レベルを据え替えるときに標高を次へ引き継ぐ点です。1回目は器械高=5.000+1.350=6.350m、点Cの標高=6.350−0.850=5.500mです。
2回目は器械高=5.500+1.120=6.620m、点Bの標高=6.620−1.470=5.150mです。後視の合計2.470mから前視の合計2.320mを引いた0.150mだけBはAより高い、と確かめられます。
4.850mは、後視と前視を入れ替えて足し引きした値です(5.000+0.850−1.350+1.470−1.120)。5.500mは、盛替え点Cの標高のまま2回目の据付けを抜かした値です。
6.000mは、盛替え点Cの前視を引き忘れた値です(5.000+1.350+1.120−1.470)。6.620mは、2回目の器械高のままの値です。
据え付けるたびに後視を足して前視を引き、盛替え点の標高を次の据付けへ引き継ぐと覚えましょう。
関連キーワード: 高低測量・器械高・後視・前視・盛替え点