木造建築士試験 学科の試験 学科Ⅲ 建築構造 練習問題 第15問: 木造の建築物の横架材や床の部材について、長期的な障害(荷重が続くことによる変形の進行や振動)を防ぐための検討の考え方に関する次の記述のうち、木造計画・設計基準の
学科Ⅲ 建築構造
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第15問
木造の建築物の横架材や床の部材について、長期的な障害(荷重が続くことによる変形の進行や振動)を防ぐための検討の考え方に関する次の記述のうち、木造計画・設計基準の資料(令和7年改定)に照らして、最も適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 屋根材に用いる横架材は、原則として、たわみ量に変形増大係数を乗じた値をスパンの1/200以下とする。
「屋根材に用いる横架材は、…スパンの1/200以下とする」が最も適当です。木造計画・設計基準の資料(令和7年改定)4.1.4は、梁・母屋・床板・根太が長期荷重によるクリープ(荷重が続くことで変形が進む現象)などで有害な変形や振動障害を生じないようにするとし、原則として、たわみ量に変形増大係数を乗じた値を、梁はスパンの1/300以下かつ20mm以下、屋根材に用いる横架材は1/200以下とします。
たわみの計算に用いる断面2次モーメントは仕口等による欠損の影響を考慮した値とするので、全断面の値は不適当です。木造トラスのように接合部が多い架構では接合部のすべりによるたわみも無視できないとしているので、「無視してよい」は不適当です。
床板と根太は、フローリングなどたわみに追従しにくい仕上げでは1/450以下などとするので、1/300ではありません。遮音床などで床が重くなる場合やはりのスパンが長くなる場合に、固有振動数(1秒当たりの揺れの回数)の制限で断面が決まることがあるので、「床が軽く、はりのスパンが短い場合」は逆です。
屋根材に用いる横架材は、変形増大係数を乗じたたわみをスパンの1/200以下に収める、と覚えましょう。
関連キーワード: たわみ・変形増大係数・クリープ・横架材・木造計画・設計基準
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