木造建築士試験 学科の試験 学科Ⅰ 建築計画 練習問題 第2問: 木造2階建ての住宅で、床面積15㎡、天井の高さ2.4mの居室に、建築基準法施行令のシックハウス対策(ホルムアルデヒドに関する技術的基準)による機械換気設備を設け
木造2階建ての住宅で、床面積15㎡、天井の高さ2.4mの居室に、建築基準法施行令のシックハウス対策(ホルムアルデヒドに関する技術的基準)による機械換気設備を設ける。この居室の必要有効換気量 Vr(m³/h)として、正しいものはどれか。ただし、Vr = nAh(A:居室の床面積〔㎡〕、h:天井の高さ〔m〕)とし、n は同令に住宅等の居室として定められた値を用いるものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 18 m³/h
18 m³/h が正しい値です。建築基準法施行令第20条の8第1項第1号イ(1)は、居室の機械換気設備の有効換気量を必要有効換気量 Vr = nAh 以上とし、n を住宅等の居室では0.5、その他の居室では0.3と定めています。
A は居室の床面積(㎡)、h は天井の高さ(m)です。この居室は住宅の居室なので、Vr = 0.5 × 15 × 2.4 = 7.5 × 2.4 = 18 m³/h となります。
Ah は居室の容積(15 × 2.4 = 36m³)なので、n = 0.5 は1時間に居室の容積の半分の量を換気することに当たります。「10.8 m³/h」は n にその他の居室の0.3を使った値(0.3 × 15 × 2.4)です。
「36 m³/h」は n を掛け忘れた、居室の容積そのものの値です。「7.5 m³/h」は天井の高さを掛け忘れた値(0.5 × 15)、「4.5 m³/h」は0.3を使ったうえに天井の高さも掛け忘れた値(0.3 × 15)です。
必要有効換気量は n × 床面積 × 天井の高さで、住宅の居室は n = 0.5 なので、この居室は 18 m³/h と求めます。
根拠・参照資料: 建築基準法施行令第20条の8
関連キーワード: 必要有効換気量・シックハウス対策・機械換気設備・住宅等の居室