危険物取扱者 乙種第1類 危険物の性質と消火 練習問題 第11問: ペルオキソ二硫酸カリウムに関する記述として、正しいものはどれか。
ペルオキソ二硫酸カリウムに関する記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 消防法上は、無機過酸化物とは別の品名に当たる
ペルオキソ二硫酸カリウム(過硫酸カリウム)は白色の結晶で、強力な酸化剤である。消防法別表第一の第1類には「無機過酸化物」という品名があるが、ペルオキソ二硫酸カリウムはこれに当たらない。
同表の「その他のもので政令で定めるもの」として危険物の規制に関する政令が定める「ペルオキソ二硫酸塩類」に当たり、政令ではこの各号がそれぞれ異なる品名とされている。名前に「ペルオキソ」とあっても、無機過酸化物とは別の品名である。
したがって1が正しい。
2は誤りで、外観は白色の結晶である(橙色から赤色の結晶は重クロム酸カリウムなどの外観)。
3は誤りで、アルカリ金属の過酸化物ではないので、政令別表第五では「その他の第一類の危険物」に当たり、泡を放射する消火器も棒状の水を放射する消火器も適応する。職場のあんぜんサイトのモデルSDSも消火剤に水噴霧と泡消火剤を挙げている。
4は誤りで、強酸化剤である(国際化学物質安全性カード ICSC 1133)。
5は誤りで、それ自体は不燃性で(同カード)、法令に従って貯蔵・取り扱えば安定な物質であり、空気中で自然に発火することはない。可燃物や還元性の物質から離し、冷所に密閉して貯蔵する。
根拠・参照資料: 消防法別表第一、危険物の規制に関する政令第1条第1項第7号、第1条の2、別表第五
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