建築設備士 第一次試験(学科) 建築一般知識 練習問題 第8問: ある機械の運転中に測った騒音レベルが 78 dB、機械を止めたときの騒音レベル(暗騒音)が 72 dB であった。この機械だけによる騒音レベルとして、最も近いも
ある機械の運転中に測った騒音レベルが 78 dB、機械を止めたときの騒音レベル(暗騒音)が 72 dB であった。この機械だけによる騒音レベルとして、最も近いものはどれか。ただし、機械の音と暗騒音は互いに無相関で、エネルギーとして足し合わされるものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 約 77 dB
機械だけの騒音レベルは約 77 dB です。暗騒音とは、測りたい音源を止めたときに残る周囲の音のことで、運転中の 78 dB は機械の音と暗騒音を合わせたレベルです。
dB で表したレベルはそのまま足したり引いたりできず、いったんエネルギー(10 の L/10 乗に比例)に戻して計算します。運転中の 78 dB のエネルギーは 10^7.8≒6.31×10^7、暗騒音 72 dB は 10^7.2≒1.58×10^7 です。
機械だけのエネルギーはその差の≒4.72×10^7 で、レベルに直すと 10×log10(4.72×10^7)≒76.7 dB です。「約 72 dB」は、エネルギーではなく音圧(10 の L/20 乗に比例)のまま差をとった値(20×log10(10^3.9−10^3.6)≒72.0 dB)です。
無相関の音で足し引きできるのはエネルギー(音圧の 2 乗)です。「約 74 dB」は、エネルギーの差をさらに 2 で割った値(10×log10(4.72×10^7÷2)≒73.7 dB)です。
差のエネルギーがそのまま機械だけの音のエネルギーなので、2 で割る理由はありません。「約 75 dB」は、等しいレベルの 2 つの音を合成すると約 3 dB 増えることを当てはめて 78−3 とした値です。
3 dB の関係は 2 つの音のレベルが等しいときにだけ成り立ちます。dB の差し引きは、10 の L/10 乗のエネルギーに戻してから行いましょう。
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