1級管工事施工管理技士 (第一次検定) 施工管理法(応用能力) 練習問題 第10問: 官庁施設の空調設備改修工事で、受注者として施工中の管理の要領を確認している。工事は庁舎を使いながら行い、作業場所には既存の天井や床が残る。公共建築工事標準仕様書
官庁施設の空調設備改修工事で、受注者として施工中の管理の要領を確認している。工事は庁舎を使いながら行い、作業場所には既存の天井や床が残る。公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)によるとき、次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。(1)汚損を防ぐ養生は、工事目的物の施工済み部分は受注者が行い、既存施設部分は発注者が行う。(2)施工計画書の品質計画に沿って、しかるべき時期に品質管理を行い、必要に応じて監督職員の検査を受ける。(3)行政機関の休日は、設計図書に定めがある場合か、あらかじめ監督職員の承諾を受けた場合を除き、施工しない。(4)騒音・振動・粉じん等で周辺の環境を損なわないよう配慮するのは、はつりや撤去など騒音の大きい作業の期間に限ればよい。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. (1)と(4)
適当でないものは(1)と(4)です。根拠は公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版の第1編です。
(1)は誤りで、1.3.10(1)は、既存施設部分も工事目的物の施工済み部分等も、汚れや傷が付かないよう養生するとしています。標準仕様書の事項は別の定めがない限り受注者の責任で履行する(1.1.1(1))ので、既存の天井や床の養生も受注者が行います。
(2)は適当で、1.3.4のとおり、品質計画に基づき適切な時期に必要な品質管理を行い、必要に応じて監督職員の検査を受けます。結果に疑義が出たときは監督職員と協議します。
(3)は適当で、1.3.3(1)(ア)のとおりです。設計図書で決めた施工日や施工時間を変えるときも、あらかじめ監督職員の承諾を受けます(同(イ))。
(4)は誤りで、1.3.8(1)は、施工のどの段階でも、騒音や振動、粉じん、臭気、水質汚濁などで周りに影響を出さないよう努めるとしています。騒音の大きい作業の期間に限る定めではありません。
養生は「既存部分も施工済み部分も受注者」、環境保全は「施工の各段階で」と覚えましょう。
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