1級管工事施工管理技士 (第一次検定) 施工管理法(応用能力) 練習問題 第9問: ある設備工事の作業は、作業A(3日・先行作業なし)、作業B(5日・先行作業なし)、作業C(4日・先行作業A)、作業D(6日・先行作業A)、作業E(3日・先行作業
ある設備工事の作業は、作業A(3日・先行作業なし)、作業B(5日・先行作業なし)、作業C(4日・先行作業A)、作業D(6日・先行作業A)、作業E(3日・先行作業BとC)、作業F(2日・先行作業DとE)、作業G(6日・先行作業B)からなり、作業FとGが終わると工事が完了する。トータルフロートは最遅終了時刻から最早終了時刻を引いた余裕、フリーフロートは後続作業の最早開始時刻のうち最も早いものからその作業の最早終了時刻を引いた余裕(後続作業がなければ工期から引く)とする。次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。(1)クリティカルパスはA→C→E→Fで、全体の工期は12日である。(2)作業Bのフリーフロートは1日である。(3)作業Dの所要日数を2日短縮すると、全体の工期は2日短くなる。(4)作業Gのトータルフロートは1日で、フリーフロートも1日である。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. (2)と(3)
適当でないものは(2)と(3)です。最早開始時刻と最早終了時刻を前から求めると、Aは0→3、Bは0→5、Cは3→7、Dは3→9、EはBとCの遅い方の7から始まり7→10、FはDとEの遅い方の10から始まり10→12、Gは5→11です。
工期はFとGの遅い方の12日です。(1)は適当で、A→C→E→Fは3+4+3+2=12日と工期に等しく、ほかの経路(A→D→Fは11日、B→E→Fは10日、B→Gは11日)は短いので、これがクリティカルパスです。
(2)は誤りです。Bの後続はE(最早開始7)とG(最早開始5)で、早い方の5からBの最早終了5を引くとフリーフロートは0日です。
Bの最遅終了時刻は、Eの最遅開始7とGの最遅開始12−6=6の早い方の6なので、1日あるのはトータルフロート(6−5)です。(3)は誤りで、Dはクリティカルパス上にないため、2日短縮して最早終了が7になってもFはEの終わる10から始まり、工期は12日のまま変わりません。
(4)は適当で、Gのトータルフロートは12−11=1日、後続作業がなく工期まで1日あるのでフリーフロートも1日です。フロートはどちらも自分の最早終了時刻を引いて求め、フリーフロートは後続作業のうち最も早い最早開始時刻から、トータルフロートは最遅終了時刻から引くと覚えましょう。
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