1級管工事施工管理技士 (第一次検定) 施工管理法(応用能力) 練習問題 第8問: 既存建物の屋上で空調機を更新する工事にあたり、墜落と踏み抜きの防止措置を確認している。屋上の一部はスレートぶきの屋根で、屋上の端の手すりは機器の搬入のため一時的
既存建物の屋上で空調機を更新する工事にあたり、墜落と踏み抜きの防止措置を確認している。屋上の一部はスレートぶきの屋根で、屋上の端の手すりは機器の搬入のため一時的に外す。労働安全衛生法令上、次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。(1)スレートぶきの屋根の上で踏み抜きのおそれがあるときは、幅20 cm以上の歩み板を設け、防網を張る等の措置を講ずる。(2)搬入のため臨時に手すりを外す間は、防網を張り、労働者に要求性能墜落制止用器具を使用させる等の措置を講ずる。(3)要求性能墜落制止用器具等を安全に取り付けるための設備等を設けなければならないのは、高さ5 m以上の箇所で労働者に器具等を使用させる場合である。(4)高さ又は深さが1.5 mを超える箇所で作業を行うときは、安全に昇降するための設備等を設ける。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. (1)と(3)
適当でないものは(1)と(3)です。根拠は労働安全衛生規則です。
(1)は誤りで、第524条は、スレート、木毛板等でふかれた屋根の上で踏み抜きにより危険を及ぼすおそれのあるときは、幅30 cm以上の歩み板を設け、防網を張る等の措置を講じなければならないとしています。(2)は適当です。
第519条第1項は高さ2 m以上の作業床の端や開口部等で墜落の危険がある箇所に囲い、手すり、覆い等(囲い等)を設けるとし、同条第2項は、囲い等を設けることが著しく困難なときや作業の必要上臨時に囲い等を取り外すときは、防網を張り、要求性能墜落制止用器具(墜落を途中で止める器具で、定められた性能を満たすもの)を使用させる等の措置を講じるとしています。(3)は誤りで、第521条第1項は高さ2 m以上の箇所で器具等を使用させるときに取付け設備等を設けるとしています。
器具等と取付け設備等の異常の有無は随時点検します(同条第2項)。(4)は適当で、第526条第1項のとおりです(作業の性質上著しく困難なときを除く)。
歩み板は「幅30 cm以上」、器具の取付け設備は「高さ2 m以上」と覚えましょう。
根拠・参照資料: 労働安全衛生規則第519条・第521条・第524条・第526条
関連キーワード: 墜落防止・踏み抜き防止・歩み板・要求性能墜落制止用器具・昇降設備