1級管工事施工管理技士 (第一次検定) 施工管理法(応用能力) 練習問題 第5問: 鉄筋コンクリート造の事務所ビルの都市ガス設備工事で、配管の施工の要領を確認している。敷地の一部に不等沈下のおそれがある。次の記述のうち、適当でないものの組合せは
鉄筋コンクリート造の事務所ビルの都市ガス設備工事で、配管の施工の要領を確認している。敷地の一部に不等沈下のおそれがある。次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。(1)建物へガス管を引き込む導入部の配管は、溶接で接合した鋼管とする。(2)フレキ管をスラブやコンクリートの増打ちの中に通すときはさや管を用い、さや管には硬質ポリ塩化ビニル管を使う。(3)建物へガス管を引き込む箇所の付近では、露出した配管に絶縁継手を設ける。(4)不等沈下のおそれがある部分の配管は、ガス事業者が承認したものであれば、溶接で接合した鋼管としてもよい。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. (1)と(2)
適当でないものは(1)と(2)です。根拠は公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版の第6編第2章「都市ガス設備」です。
(1)は誤りで、2.2.3.1(11)は建築物の導入部の配管を、ポリエチレン管か、可とう性(地盤と建物のずれに追従して曲がる性質)のある管で、ガス事業者が承認したものとしています。溶接で接合した鋼管は挙げられていません。
(2)は誤りで、同(8)はスラブ内やコンクリート増打ち内のフレキ管にさや管を使い、そのさや管をガス用CD管とするとしています。(3)は適当で、2.2.5(1)(ウ)は鉄骨造、鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造の建物に引き込まれる箇所の付近の露出部の配管に絶縁継手を設けるとしており、この建物は当てはまります。
(4)は適当で、2.2.3.1(12)は不等沈下のおそれのある部分では、溶接で接合した鋼管・ポリエチレン管・可とう性のある管のうち、ガス事業者が承認したものを使うとしています。なお、梁などを貫く箇所に管の継ぎ目を置かないことも定められています(同(10))。
溶接で接合した鋼管は「不等沈下の部分には使えるが、導入部には挙げられていない」と覚えましょう。
関連キーワード: 都市ガス設備・導入部の配管・不等沈下・さや管・絶縁継手