1級管工事施工管理技士 (第一次検定) 施工管理法(応用能力) 練習問題 第2問: 事務所ビルの設備工事で、配管の試験の計画を確認している。連結送水管の配管は、消火ポンプにつながる配管と兼用していない。次の記述のうち、適当でないものの組合せはど
事務所ビルの設備工事で、配管の試験の計画を確認している。連結送水管の配管は、消火ポンプにつながる配管と兼用していない。次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。(1)連結送水管の送水口につながる配管の水圧試験は、消火ポンプの締切圧力の1.5倍の圧力で行う。(2)冷媒管は、JRA-GL14による気密試験を済ませてから、系統全体について高真空蒸発脱水処理をする。(3)飲料水以外の給水管は、衛生器具等の取付けが済んでから、系統ごとに着色水による通水試験等を行い、誤接続のないことを確かめる。(4)冷媒管の試験も、試験圧力を保持する時間は冷温水管と同じく最小30分とする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. (1)と(4)
適当でないものは(1)と(4)です。根拠は公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版の第2編2.9「試験」です。
(1)は誤りで、2.9.5(1)(ア)(b)は送水口につながる配管を、設計送水圧力(ノズル先端の放水圧力が0.6 MPa以上になるよう送水したときの送水口の圧力)の1.5倍で試験するとしています。締切圧力(吐出し側を閉じて運転したときの圧力)の1.5倍は消火ポンプにつながる配管の基準です(同(a))。
両方を兼ねる配管は大きい方の圧力によりますが、この現場は兼用していません。(2)は適当で、2.9.2(1)(オ)のとおり、JRA-GL14(日本冷凍空調工業会の冷媒漏えいガイドライン)による気密試験の後に、全系統の高真空蒸発脱水処理(真空にして管の中の水分を抜く処理)をします。
(3)は適当で、2.9.3(2)のとおり、飲料水以外の給水管は、誤接続がないことを確かめるため、衛生器具等を取り付け終えた後に、系統ごとに着色水を使った通水試験等を行います。(4)は誤りで、2.9.2(1)は保持時間を「冷媒管を除き」最小30分としており、冷媒管はこの定めから外れ、JRA-GL14による気密試験で確かめます。
保持30分の定めは「冷媒管を除く」、送水口につながる配管は「設計送水圧力の1.5倍」と覚えましょう。
関連キーワード: 冷媒管・気密試験・高真空蒸発脱水・連結送水管・試験の保持時間