1級管工事施工管理技士 (第一次検定) 施工管理法(応用能力) 練習問題 第1問: 事務所ビルの空調設備工事で、長辺600 mmと長辺1,200 mmの長方形ダクト及びスパイラルダクトを製作・接合する。次の記述のうち、適当でないものの組合せはど
事務所ビルの空調設備工事で、長辺600 mmと長辺1,200 mmの長方形ダクト及びスパイラルダクトを製作・接合する。次の記述のうち、適当でないものの組合せはどれか。(1)長辺600 mmの長方形ダクトは、かどの継目を1箇所以上とすることができる。(2)どちらの長方形ダクトも、縦横比は原則として3以下とする。(3)スパイラルダクトの差込み継手は、鋼製ビスで直管に留め、継目の全周にシール材を塗ってから、ダクト用テープを2重に巻く。(4)長方形ダクトの面に設ける継目は、原則として気流の方向に沿わせ、内部甲はぜ継ぎ等で平らに仕上げる。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. (2)と(4)
適当でないものは(2)と(4)です。根拠は公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版の第3編です。
(1)は適当です。1.14.3.4(2)は、かどの継目を2箇所以上としつつ、長辺750 mm以下のダクトは1箇所以上(ピッツバーグはぜ等による)でよいとしており、長辺600 mmのダクトはこれに当たります。
(2)は誤りで、1.14.3.3は縦横比(長辺と短辺の比)を原則として4以下としています。3ではありません。
(3)は適当で、2.2.3.2(2)のとおり、継手を直管に差し込んで鋼製ビスで周りを留め、継目の全周にシール材を塗ってからダクト用テープで2重に巻きます。(4)は誤りで、1.14.3.4(3)は面の継目を原則として気流に直角の向きだけとし、内部甲はぜ継ぎ(板の端を内側でかみ合わせる継ぎ方)か突合せ溶接で平らに仕上げるとしています。
なお、長辺1,500 mm以下のダクトにはコーナーボルト工法も使えます(1.14.3.2(1))。長方形ダクトは「縦横比は4以下、面の継目は気流に直角、長辺750 mm以下ならかどの継目は1箇所でよい」と覚えましょう。
関連キーワード: 長方形ダクト・縦横比・ダクトの継目・かどの継目・スパイラルダクト