1級管工事施工管理技士 (第一次検定) 機械工学等(空調・給排水衛生設備・機材・設計図書) 練習問題 第24問: 公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)に定める、二次ポンプを用いる(2ポンプ方式の)蓄熱槽の熱源システムの監視及び制御に関する記述のうち、適当なものはどれか。
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)に定める、二次ポンプを用いる(2ポンプ方式の)蓄熱槽の熱源システムの監視及び制御に関する記述のうち、適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 二次ポンプ台数制御では、空調負荷流量から台数を演算し、運転時間が均等になるようローテーションする。
「二次ポンプ台数制御では、空調負荷流量から台数を演算し、運転時間が均等になるようローテーションする」が適当です。公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)令和7年版の第4編 表4.1.6(熱源用DDC機能。DDC=デジタル式の自動制御装置)は、2ポンプシステム[蓄熱槽制御]の二次ポンプ台数制御を、二次側の空調負荷流量に応じて二次ポンプの必要台数を演算して運転台数を制御し、各ポンプの運転時間が均等になるよう順番に運転を入れ替える(ローテーション)ものとしています。
この表の2ポンプシステム[二次ポンプ制御]の二次ポンプ台数制御では、運転時間又は運転回数を均等にするとされています。同じ表の蓄熱槽制御で、蓄熱量が空調開始時刻までに目標値となるように運転を制御するのは熱源機なので、「二次ポンプの運転台数と回転数を合わせて制御する」は誤りです。
「二次ポンプの送水量を絞って運転する」も誤りで、空調時間帯に現在の蓄熱量が不足するおそれがあると判断したときは、熱源機の追従運転を行います。「二次ポンプの回転数を制御する」も誤りで、熱源機入口温度制御は、熱源機への冷温水入口温度が一定となるよう三方弁又は二方弁を制御します。
建築設備設計基準 令和6年版も、蓄熱槽の監視制御は日熱負荷の特性を予測して効率良く蓄熱し、有効に放熱するように行うとしています。蓄熱槽方式では、二次ポンプは負荷流量で台数を決めてローテーションし、蓄熱量は熱源機の運転で空調開始までに目標値にし、不足しそうなら熱源機を追従運転させる。
関連キーワード: 蓄熱槽・監視制御・熱源機・二次ポンプ・台数制御