1級管工事施工管理技士 (第一次検定) 機械工学等(環境・流体・電気・建築の基礎) 練習問題 第2問: 特定建築物で、人の飲用などのために水を供給する場合に、建築物環境衛生管理基準で保持すべきとされている残留塩素の含有率の下限と、それを守る場所の組合せとして、適当
特定建築物で、人の飲用などのために水を供給する場合に、建築物環境衛生管理基準で保持すべきとされている残留塩素の含有率の下限と、それを守る場所の組合せとして、適当なものはどれか。ただし、病原生物に著しく汚染されるおそれがある場合などの特別な場合を除く。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 給水栓で、遊離残留塩素100万分の0.1以上(結合残留塩素は100万分の0.4以上)
「給水栓で、遊離残留塩素100万分の0.1以上(結合残留塩素は100万分の0.4以上)」が適当です。建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令第2条第2号イは、飲用などのために供給する水を水道法第4条の水質基準に適合させると定め、これを受けた建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第4条第1項第1号は、給水栓における水の遊離残留塩素を100万分の0.1(結合残留塩素の場合は100万分の0.4)以上に保持するとしています。
残留塩素は、消毒のために水の中に残しておく塩素のことです。同号のただし書は、病原生物に著しく汚染されるおそれがある場合などは、遊離0.2(結合1.5)以上とするとしています(厚生労働省「建築物環境衛生管理基準について」も同じ値です)。
「受水槽の出口で、遊離0.1以上(結合0.4以上)」は、値は正しいものの守る場所が誤りで、基準は人が使う末端の給水栓の水についてのものです。「給水栓で、遊離0.2以上(結合1.5以上)」は、場所は正しいものの、汚染のおそれがある場合などに引き上げる値で、平常時の下限ではありません。
「受水槽の出口で、遊離0.2以上(結合1.5以上)」は、場所と値の両方が誤りです。給水栓で遊離残留塩素100万分の0.1以上(結合なら0.4以上)を保ち、汚染のおそれがあるときは0.2(結合なら1.5)以上に上げる、と覚えましょう。
根拠・参照資料: 建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行令第2条第2号イ、建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則第4条第1項第1号
関連キーワード: 建築物環境衛生管理基準・残留塩素・遊離残留塩素・結合残留塩素・給水栓・飲料水