エネルギー管理士 エネルギー管理技術の基礎 練習問題 第19問: 「工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する事業者の判断の基準」(工場等判断基準)の別表第6の2(A)は、時間帯別に計測した系統電気の使用量を熱量に換算する
「工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する事業者の判断の基準」(工場等判断基準)の別表第6の2(A)は、時間帯別に計測した系統電気の使用量を熱量に換算するための時間帯別電気需要最適化係数を定めている。ある工場が存するエリアについて、広域的運営推進機関が、広域エリアの予備率が一部の時間帯で5%未満となることが見込まれると前日時点で公表した。その日に工場が使用した系統電気は20,000kWhであった(同じ日について一般送配電事業者による出力制御の見込みの公表はない)。この日の系統電気の使用量を時間帯別電気需要最適化係数で熱量に換算すると( )GJである。( )に入る数値として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 244
( )に入るのは『244』です。工場等判断基準の別表第6の2(A)(2)は、広域的運営推進機関が広域エリアの予備率が一部の時間帯で5%未満となる見込みを前日時点で公表した場合、その時間帯を含む日の0時から24時までを「需給状況が厳しい時間帯」とし、時間帯別電気需要最適化係数を12.2GJ/千kWhとしています。
20,000kWh=20千kWhなので、20千kWh×12.2GJ/千kWh=244GJです(原油換算するなら同表の備考3により244GJ×0.0258kL/GJ≒6.30kL)。『72』は(1)出力制御時間帯の3.60、『188』は(3)その他の時間帯の9.40を掛けた値です。
『172.8』は施行規則第4条第3項第2号の通常の換算(千kWhを8.64GJ)、『195.2』は見直し前の旧い換算係数9.76GJ/千kWh(資源エネルギー庁の手引きに9.76から8.64への見直しの記載)を使った値です。電気が余る時間帯は小さく(3.60)、需給が厳しい日は大きく(12.2)評価されると覚えましょう。
根拠・参照資料: エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律第5条第1項、同法施行規則第4条第3項
関連キーワード: 時間帯別電気需要最適化係数・需給状況が厳しい時間帯・系統電気・熱量換算・電気需要最適化評価原単位
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