1級土木施工管理技士 (第一次検定) 土木工学等 (専門土木・共通工学) 練習問題 第1問: 国土交通省の土木工事共通仕様書 (案) によれば、ポストテンション方式のPC桁の製作 (PC緊張・グラウト) に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
国土交通省の土木工事共通仕様書 (案) によれば、ポストテンション方式のPC桁の製作 (PC緊張・グラウト) に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. プレストレッシング時のコンクリートの圧縮強度が直後の最大圧縮応力度の1.7倍以上あることは、標準養生した供試体で確認する。
「標準養生した供試体で確認する」が適当ではありません。土木工事共通仕様書 (案) 第3編3-2-3-13ポストテンション桁製作工 (道路橋の第10編10-5-5-3もこの規定による) は、プレストレッシング (PC鋼材を引っ張ってコンクリートに圧縮力を与える作業) 時の圧縮強度が、直後に生じる最大圧縮応力度の1.7倍以上であることを確かめるとし、その確認には構造物と同様な養生条件に置いた供試体を用いるとしています (同 3.(1))。
標準養生 (20℃の水中など) の供試体は温度や乾燥の条件が実際の桁と違い、桁そのものの強度を表さないおそれがあるためです。キャリブレーション (引張装置の表示と実際の力を合わせる調整) と、摩擦係数・見かけのヤング係数を求める試験は、プレストレッシングに先立って行います (同 3.(3))。
グラウトはノンブリーディングタイプで水セメント比45%以下 (同 4.(1))、寒中は注入後少なくとも3日間+5℃以上に保ちます (同 4.(6))。プレストレッシング時の強度の確認には、標準養生ではなく、構造物と同様な養生条件に置いた供試体を用います。
関連キーワード: ポストテンション・プレストレッシング・供試体の養生・キャリブレーション・グラウト
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