第二種電気工事士 (学科試験) 電気基礎理論・配電理論 練習問題 第28問: 抵抗とコイルを直列に接続した負荷が、電圧が一定の交流電源に接続されている。この負荷と並列にコンデンサを接続して力率を改善した。電線の抵抗とリアクタンスは無視でき
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抵抗とコイルを直列に接続した負荷が、電圧が一定の交流電源に接続されている。この負荷と並列にコンデンサを接続して力率を改善した。電線の抵抗とリアクタンスは無視でき、コンデンサの容量は、接続後も遅れ力率のままとなる範囲とする。コンデンサを接続する前と比べた記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. 抵抗とコイルの部分に流れる電流は、接続前より小さくなる
コンデンサは負荷と並列に入るので、抵抗とコイルの部分には接続の前後で同じ電源電圧が加わり、この部分の電流・有効電力・無効電力は変わらない。したがって、この部分の電流が小さくなるとする1が誤り。コンデンサは進みの無効電力を受け持ち、コイルの遅れの無効電力の一部を打ち消すので、電源から供給する無効電力Qは減る。コンデンサは有効電力を消費しないので、電源から供給される有効電力Pは変わらない(4)。Pが同じでQが減るので、皮相電力S=√(P²+Q²)は小さくなり、力率cosθ=P/Sは大きくなる(2)。電線の電流I=S/Vも小さくなる(3)。電線の電流が減るのは、コイルの部分の遅れの電流とコンデンサの進みの電流が、ベクトルの合成で打ち消し合うためである。
関連キーワード: 力率・コンデンサ・有効電力・無効電力・皮相電力
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