第三種電気主任技術者試験 電気機器とパワーエレクトロニクス 練習問題 第10問: 同期電動機の運転と特性について述べた次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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中級推定正答率 約 64%
同期電動機の運転と特性について述べた次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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正解: 1. 端子電圧と負荷を一定に保ち、界磁電流を増やして過励磁にすると、電機子電流は遅れ電流になる。
誤っているのは「過励磁にすると、電機子電流は遅れ電流になる」とする記述です。端子電圧と負荷を一定にして界磁電流を加減すると、電機子電流は V 字形に変わり (V 曲線)、最小になる点で力率は 1 です。それより界磁電流を増やした過励磁では電機子電流は進み電流となり、減らした不足励磁では遅れ電流となります。過励磁の同期機は進み電流をとるので、無負荷で運転して界磁を調整すれば同期調相機として無効電力を調整でき、遅れ力率の系統の力率改善や電圧調整に使われます。同期電動機は同期速度 Ns = 120f/p で回り、脱調しない範囲では負荷によって速度が変わりません。始動トルクが無いので、回転子の制動巻線で誘導電動機として加速し、同期速度の近くで引き入れます。過励磁は進み、不足励磁は遅れという対応を押さえましょう。
関連キーワード: 同期電動機・V曲線・同期調相機・過励磁
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