第三種電気主任技術者試験 電気機器とパワーエレクトロニクス 練習問題 第9問: 三相誘導電動機の始動法に関する記述として、誤っているものはどれか。
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三相誘導電動機の始動法に関する記述として、誤っているものはどれか。
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正解: 3. Y-Δ 始動では、始動電流は直接始動の 1/3 に減るが、始動トルクは変わらない。
誤っているのは「始動電流は 1/3 に減るが、始動トルクは変わらない」とする Y-Δ 始動の記述です。Y 結線で始動すると各相の巻線に加わる電圧は Δ 結線の 1/√3 になり、線電流は Δ 結線で直接始動したときの 1/3 になります。誘導電動機のトルクは電圧の 2 乗に比例するので、始動トルクも (1/√3)² = 1/3 に下がります。電流を抑えられる代わりにトルクも小さくなる方法です。かご形を全電圧で直接始動すると、定格電流 (全負荷電流) の 6〜7 倍程度の大きな電流が流れます。巻線形は二次抵抗を大きくするとトルク曲線が低速側へ移り (比例推移)、始動電流を抑えつつ始動トルクを大きくできます。始動補償器は単巻変圧器で電圧を下げる方法、インバータは低い周波数と電圧から加速する方法で、どちらも始動電流を抑えます。Y-Δ 始動は電流もトルクも 1/3 と覚えましょう。
関連キーワード: 誘導電動機・始動法・Y-Δ始動・比例推移
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