第三種電気主任技術者試験 電気設備技術基準と解釈 練習問題 第9問: 公称電圧 11,000 V、中性点非接地式の三相 3 線式の電路に使用するケーブルについて、「電気設備技術基準の解釈」に基づく交流の試験電圧を、三心を一括した導
公称電圧 11,000 V、中性点非接地式の三相 3 線式の電路に使用するケーブルについて、「電気設備技術基準の解釈」に基づく交流の試験電圧を、三心を一括した導体と大地との間に加えて絶縁耐力試験を行う。最大使用電圧は公称電圧の 1.15/1.1 倍、三心一括の導体の対地静電容量は 0.4 μF、周波数は 50 Hz、π = 3.14 とする。ケーブルの誘電損と試験回路のその他の損失を無視するとき、この試験に必要な試験用電源の容量の値として、最も近いものはどれか。
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正解: 5. 26.0 kV·A
「26.0 kV·A」が最も近い値です。出典は『電気設備の技術基準の解釈 第15条 (令和7年11月20日改正)』の 15-1表です。最大使用電圧は 11,000 × 1.15 ÷ 1.1 = 11,500 V で、中性点非接地式の 7,000 V を超え 60,000 V 以下の電路なので、交流の試験電圧は 11,500 × 1.25 = 14,375 V です。容量性リアクタンスは 1/(2πfC) なので、充電電流は I = 2πfCV = 2 × 3.14 × 50 × 0.4×10⁻⁶ × 14,375 ≒ 1.81 A、試験用電源の容量は S = VI = 14,375 × 1.81 ≒ 26,000 V·A = 26.0 kV·A です。「37.4 kV·A」は 1.5 倍の 17,250 V で、「104 kV·A」は直流試験の 2 倍の 28,750 V で計算した値です。「16.6 kV·A」は 1.25 倍せず 11,500 V で計算した値、「4.13 kV·A」は 2π を掛け忘れた値です。容量は試験電圧の 2 乗に比例するので、倍率の取り違えに注意します。
関連キーワード: 絶縁耐力試験・充電電流・試験用電源の容量・静電容量