第三種電気主任技術者試験 送電・配電と電気材料 練習問題 第7問: 交流系統の間を直流でつなぐ直流送電について述べた次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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中級推定正答率 約 67%
交流系統の間を直流でつなぐ直流送電について述べた次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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正解: 1. 直流の線路でも有効電力と一緒に無効電力を送るので、線路では無効電力による損失が生じる。
誤っているのは「直流の線路でも有効電力と一緒に無効電力を送る」とする記述です。直流は有効電力だけを送り無効電力を送らないので、交流の長距離送電で問題になる無効電力による損失が生じません。直流送電は送電端と受電端の変換所で交流と直流を変換し、周波数の異なる系統 (50 Hz と 60 Hz) どうしも連系できます。他励式の変換器は 6 パルス方式では高調波が大きく、変圧器の Y 結線と Δ 結線で位相を 30° ずらした 12 パルス方式にすると高調波が小さくなります。双極方式では片方の極の線路が故障しても、大地を帰路にして定格のおよそ半分の電力を送り続けられます。一方で変換所は高価で過負荷に耐える能力が限られ、短い距離では変換所の損失が交流線路の損失を上回ることもあります。有効電力だけを送る点が直流送電の基本です。
関連キーワード: 直流送電・無効電力・変換所
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