コンクリート技士試験 コンクリート用材料 練習問題 第21問: 国土交通省の土木工事共通仕様書は、硫酸ナトリウムによる安定性試験の損失質量が規格値を超えた骨材や、不安定な骨材の扱いを定めている。この仕様書の内容として、最も適
国土交通省の土木工事共通仕様書は、硫酸ナトリウムによる安定性試験の損失質量が規格値を超えた骨材や、不安定な骨材の扱いを定めている。この仕様書の内容として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 損失質量が規格値を超えた骨材は、実例がなくても、つくったコンクリートの凍結融解試験の結果が満足なら用いてよい。
「実例がなくても、つくったコンクリートの凍結融解試験の結果が満足なら用いてよい」が適切です。土木工事共通仕様書(案)2-2-3-2 第2項は、硫酸ナトリウムによる安定性試験(骨材の凍結融解への抵抗性をみる試験)の損失質量が品質管理基準の規格値を超えた骨材でも、同程度のコンクリートが予期される気象作用に対して満足な耐凍害性を示した実例があれば用いてよいとし、実例がない場合でも凍結融解試験の結果が満足なら用いてよいとしています。
「実例があっても、凍結融解試験で確かめなければ用いてはならない」は、実例がある場合の扱いを逆にしています。「細骨材も粗骨材も…適用しなくてよい」は誤りで、第3項が第2項の適用を外してよいとするのは、気象作用を受けない構造物に用いる細骨材だけです。
「不安定な骨材でも、気象作用を受けない構造物に用いる細骨材であれば用いてよい」は、第3項の例外を第4項に持ち込んでいます。第4項は不安定な骨材を原則として用いないとし、使用実績・使用条件・安定性の試験結果等から有害な影響がないと認められた場合に限って用いてよいとしています。
この仕様書では、硫酸ナトリウムによる安定性試験の損失質量が規格値を超えた骨材も、耐凍害性の実例か凍結融解試験の結果で満足と確かめられれば使えます。
関連キーワード: 安定性試験・凍結融解試験・耐凍害性・骨材・土木工事共通仕様書
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