コンクリート技士試験 コンクリート用材料 練習問題 第4問: セメント協会の解説「セメントとは」は、海水や温泉地付近の土壌など、硫酸塩を多く含む環境で使うセメントについて説明している。この解説の内容として、最も適切なものは
コンクリート用材料
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第4問
セメント協会の解説「セメントとは」は、海水や温泉地付近の土壌など、硫酸塩を多く含む環境で使うセメントについて説明している。この解説の内容として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. モノサルフェート水和物が、硬化後に浸透した硫酸塩と反応してエトリンガイトに変わると膨張することがあるため、アルミネート相の少ないセメントを使う。
「モノサルフェート水和物が、硬化後に浸透した硫酸塩と反応してエトリンガイトに変わると膨張することがあるため、アルミネート相の少ないセメントを使う」が適切です。セメント協会の解説「セメントとは」の耐硫酸塩ポルトランドセメントの項は、アルミネート相(C3A)から主に生成するモノサルフェート水和物が硫酸塩と反応し、膨張性のエトリンガイトに変わることがあると説明しています。
「エトリンガイトがモノサルフェート水和物に変わる」は変化の向きが逆です。「硫酸塩を固定する働きをもつ」「アルミネート相の多いセメントを使う」も逆で、この水和物は膨張の原因になる側です。
「主にせっこうから生成」「せっこうの含有量が少ないセメント」も解説の説明と違います。水和物はセメントと水の反応でできる物質で、硫酸塩を多く含む環境の例として解説は海水、温泉地付近の土壌、下水や工場の廃水を挙げています。
硫酸塩の多い環境では、モノサルフェート水和物がエトリンガイトに変わって膨張するのを避けるため、アルミネート相の少ないセメントを使います。
関連キーワード: 耐硫酸塩ポルトランドセメント・エトリンガイト・モノサルフェート水和物・アルミネート相
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