コンクリート技士試験 特殊なコンクリート 練習問題 第13問: 国土交通省の公共建築工事標準仕様書(令和7年版)が定める、捨コンクリートなど補強筋を必要としない無筋コンクリートの記述として、最も不適切なものはどれか。
国土交通省の公共建築工事標準仕様書(令和7年版)が定める、捨コンクリートなど補強筋を必要としない無筋コンクリートの記述として、最も不適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 調合管理強度は、設計基準強度に構造体強度補正値(S)を加えた値として定める。
「設計基準強度に構造体強度補正値(S)を加えた値として定める」が不適切です。公共建築工事標準仕様書(令和7年版)6.14.2(2)は、無筋コンクリートの調合管理強度を定める場合に構造体強度補正値(S)を適用しないとしています。
Sは、セメントの種類と打込みから材齢28日までの予想平均気温に応じて設計基準強度に加える値で、普通のコンクリートでは6.3.2(ア)により設計基準強度にSを加えた値を調合管理強度としますが、無筋コンクリートではこのSを外します。「設計基準強度は18 N/mm²、スランプは15 cmまたは18 cm」は6.14.1(3)の特記がない場合の値です。
「断面の最小寸法の1/4以下…25 mm以下」は6.14.2(1)のとおりです。「Ⅰ類のコンクリートの場合は、試し練りと構造体コンクリート強度の試験を省略することができる」は6.14.2(4)と6.14.3(2)のとおりです。
Ⅰ類は、JIS Q 1001とJIS Q 1011に基づいてJIS A 5308への適合を認証されたコンクリートです(表6.2.1)。公共建築工事標準仕様書の無筋コンクリートでは、調合管理強度にSを加えず、水セメント比の最大値と単位セメント量の最小値も適用しません。
関連キーワード: 無筋コンクリート・捨コンクリート・構造体強度補正値・公共建築工事標準仕様書
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