コンクリート技士試験 特殊なコンクリート 練習問題 第9問: 国土交通省の公共建築工事標準仕様書(令和7年版)が定める高流動コンクリートの記述として、最も不適切なものはどれか。
国土交通省の公共建築工事標準仕様書(令和7年版)が定める高流動コンクリートの記述として、最も不適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 締固めは、充塡を確実にするため、普通コンクリートより長く振動機をかけることを原則とする。
「普通コンクリートより長く振動機をかけることを原則とする」が不適切です。公共建築工事標準仕様書(令和7年版)6.16.3(2)(イ)は、高流動コンクリートの締固めを、その特性を考えて締固めの要否を確認したうえで行うとし、同(4)は材料分離(均一に混ざった材料が分かれること)を生じさせるような過度の締固めを禁じています。
長く振動をかけることを原則にするのは、この定めと逆の向きです。「材料分離への抵抗性を損なわずに、あらかじめ流動性を著しく高めた」は6.16.1(1)の適用範囲のとおりです。
「空気量は特記がなければ4.5%…上限を定めて監督職員の承諾」は6.16.2(3)(4)のとおりです。工場の条件は6.16.3(1)のとおりで、所定の製品認証とはスランプフロー45、50、55または60 cmのものです。
大臣の認定は建築基準法第37条第二号によるもので、大臣が指定するJIS(日本産業規格)やJAS(日本農林規格)に適合するもの以外の指定建築材料について、大臣が定める品質の基準に適合することを大臣が認める仕組みです。受入れの試験では、スランプ試験の代わりにスランプフロー(JIS A 1150)の試験を行います(6.16.4(1))。
公共建築工事標準仕様書では、高流動コンクリートの締固めは要否を確かめたうえで行い、材料分離を招く過度の締固めはしません。
関連キーワード: 高流動コンクリート・締固め・材料分離・公共建築工事標準仕様書
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