コンクリート技士試験 特殊なコンクリート 練習問題 第3問: マスコンクリートと温度ひび割れについて、国土交通省の公共建築工事標準仕様書と東北地方整備局のひび割れ抑制のための参考資料(案)に基づく記述として、最も不適切なも
マスコンクリートと温度ひび割れについて、国土交通省の公共建築工事標準仕様書と東北地方整備局のひび割れ抑制のための参考資料(案)に基づく記述として、最も不適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 公共建築工事標準仕様書では、せき板等は内部温度が最高温度に達した時点で取り外し、その後は保温等の養生で温度差を抑える。
「せき板等は内部温度が最高温度に達した時点で取り外し」が不適切です。公共建築工事標準仕様書6.13.4は、最高温度に達した後は内部と表面部の温度差や表面の温度降下速度が大きくならないよう保温等の養生を行い、せき板等は表面部と外気温の温度差が小さくなった後に取り外すとしています。
同6.13.1のとおり、マスコンクリートは部材断面の最小寸法が大きく、セメントの水和熱(セメントが水と反応して出す熱)による温度上昇で有害なひび割れが入るおそれのある部分のコンクリートです。東北地方整備局の参考資料(案)も、内部と表面の温度差で表面に引張応力が生じるひび割れを内部拘束によるものとして説明し、型枠を外す際に生じることが多いと述べています。
ほかの記述は適切です。「外部拘束によるひび割れ」は同資料の説明のとおりです。
「単位セメント量の最小値の定めを適用しない」は同仕様書6.13.2(4)、「スランプを15 cm」は6.13.2(5)、「荷卸し時のコンクリートの温度を35℃以下」は6.13.3のとおりです。公共建築工事標準仕様書のマスコンクリートでは、せき板等は最高温度に達した時点ではなく、表面部と外気温の温度差が小さくなった後に取り外します。
関連キーワード: マスコンクリート・温度ひび割れ・せき板・内部拘束・外部拘束
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