コンクリート技士試験 施工 練習問題 第5問: 契約図面や特記に定めがない場合のコンクリートの打継ぎについて、国土交通省の土木工事共通仕様書(以下「土木」)と公共建築工事標準仕様書(以下「建築」)を比べた記述
契約図面や特記に定めがない場合のコンクリートの打継ぎについて、国土交通省の土木工事共通仕様書(以下「土木」)と公共建築工事標準仕様書(以下「建築」)を比べた記述として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 梁とスラブの打継ぎは、土木がスパン中央付近、建築が中央又は端から1/4の付近とする。
「梁とスラブの打継ぎは、土木がスパン中央付近、建築が中央又は端から1/4の付近とする」が適切です。土木工事共通仕様書1-3-6-7は、打継目はせん断力の小さい位置を原則とし(やむを得ず大きい位置に設けるときはほぞや差し筋などで補強)、床組みの打継目はスラブまたは梁のスパンの中央付近に設けるとしています。
公共建築工事標準仕様書6.6.4(1)は、特記がなければ梁とスラブはスパンの中央又は端から1/4の付近、柱と壁はスラブ、壁梁又は基礎の上端に設けるとしています。「土木がスパンの端から1/4の付近」は建築の位置の一部を土木に当てはめた誤りです。
「建築が柱や壁の高さの中央付近」も誤りで、土木の床組みとの境の付近は合っていますが、建築はスラブ、壁梁又は基礎の上端です。「取り除いて乾かし」も誤りで、土木はレイタンス(打込み後の表面にできる弱い層)などを取り除いて吸水させるとしています。
建築も6.6.4(4)で取り除き、6.6.3(2)で散水して打継ぎ面を湿潤にします。梁とスラブの打継ぎの位置は、土木工事共通仕様書がスパンの中央付近、公共建築工事標準仕様書がスパンの中央又は端から1/4の付近です。
関連キーワード: 打継ぎ・打継目・せん断力・レイタンス・公共建築工事標準仕様書
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