コンクリート技士試験 製造と品質管理 練習問題 第6問: 国土交通省の土木工事施工管理基準及び規格値のコンクリートの圧縮強度試験では、指定した呼び強度に対し、1回の試験結果 (3個の供試体の試験値の平均値) と3回の試
国土交通省の土木工事施工管理基準及び規格値のコンクリートの圧縮強度試験では、指定した呼び強度に対し、1回の試験結果 (3個の供試体の試験値の平均値) と3回の試験結果の平均値を確かめる。呼び強度30 N/mm²のコンクリートについて、3回の試験結果 (単位 N/mm²) が次のとおりだった。
| 組 | 1回目 | 2回目 | 3回目 |
|---|---|---|---|
| 組A | 33.0 | 25.0 | 33.5 |
| 組B | 26.0 | 33.0 | 32.5 |
| 組C | 29.0 | 30.5 | 29.5 |
この基準を満たす組の説明として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 組Bだけが満たし、組Aと組Cは満たさない
「組Bだけが満たし、組Aと組Cは満たさない」が適切です。土木工事施工管理基準及び規格値は、1回の試験結果が指定した呼び強度 (発注のときに指定する強度) の85%以上で、3回の試験結果の平均値が呼び強度以上であることを求めています。
呼び強度30なら、1回の下限は30×0.85=25.5 N/mm²です。組Aは平均が91.5÷3=30.5で足りますが、2回目の25.0が25.5を下回ります。
組Bは最小の26.0が25.5以上で、平均も91.5÷3=30.5なので両方を満たします。組Cは1回の値は足りますが、平均が89÷3≒29.7で30を下回ります。
平均だけを見ると組Aも通り、「組Aと組B」になります。下限を90%の27にして平均を見ないと組Cだけが残り、1回目の値だけをこの27と比べると組Aと組Cが残ります。
公共建築工事標準仕様書の調合管理強度の判定も同じ形をとり、1回の平均が調合管理強度の85%以上、総平均が調合管理強度以上であることで判定します。土木工事施工管理基準及び規格値では、1回の試験結果は呼び強度の85%以上、3回の平均は呼び強度以上で、両方を満たす必要があります。
関連キーワード: 圧縮強度の判定・呼び強度・85%・土木工事施工管理基準及び規格値・計算
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