コンクリート技士試験 コンクリートの性質と試験 練習問題 第17問: 国土交通省の公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版の「構造体コンクリート強度の判定」で、1回の試験で合格とする条件の記述として、最も適切なものはどれか。
国土交通省の公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版の「構造体コンクリート強度の判定」で、1回の試験で合格とする条件の記述として、最も適切なものはどれか。ここでFcは設計基準強度とする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 標準養生供試体で、材齢28日の結果が調合管理強度以上なら、工事現場の供試体の結果によらず合格とする。
「標準養生供試体で、材齢28日の結果が調合管理強度以上なら、工事現場の供試体の結果によらず合格とする」が適切です。公共建築工事標準仕様書(令和7年版)6.9.5(1)は、構造体コンクリート強度の判定を1回の試験で行い、(ア)から(ウ)の3つの条件のいずれかを満たせば合格としています。
その一つが、標準養生供試体の材齢28日の1回の試験の結果が調合管理強度(設計基準強度Fcに構造体強度補正値Sを加えた値。6.3.2(ア))以上であることで、これを満たせばほかの条件によらず合格です。工事現場の水中養生供試体では、材齢28日までの平均気温が20℃以上なら調合管理強度以上、20℃未満ならFc+3 N/mm²以上を求めます。
「20℃未満ならFc以上」は3 N/mm²を加えることを落としています。工事現場の封かん養生供試体では、材齢28日でFcに0.7を乗じた値以上、かつ28日を超え91日以内でFc+3 N/mm²以上の両方を求めます。
「材齢28日でFc+3 N/mm²以上、かつ28日を超え91日以内で0.7Fc以上」は材齢ごとに求める値が入れ替わっていて、91日以内の側の値が足りません。「0.7Fc以上なら、それ以降の材齢の試験によらず合格」は91日以内の条件を落としています。
不合格の場合は、監督職員の承諾を受けてコアの試験などで構造体コンクリート強度を確かめます(同(2))。標準養生の材齢28日なら、調合管理強度以上で合格になることを押さえましょう。
関連キーワード: 構造体コンクリート強度・調合管理強度・標準養生・封かん養生
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