コンクリート技士試験 環境と耐久性 練習問題 第10問: 国土交通省道路局の「コンクリート橋の塩害に関する特定点検要領(案)」(平成27年3月)の説明として、最も不適切なものはどれか。
環境と耐久性
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第10問
国土交通省道路局の「コンクリート橋の塩害に関する特定点検要領(案)」(平成27年3月)の説明として、最も不適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 塩化物イオン試験の試料は、塩分が付着しやすく、かぶりも小さくなりがちな上部構造の桁下面からまず採取する
「上部構造の桁下面からまず採取する」が不適切です。要領(案)の解説では、塩分が付着しやすくかぶりも小さくなりがちな上部構造の桁下面で試料を採るのが調査の目的からは理想的としつつ、そこは鉄筋やPC鋼材が密に配置されていて傷つけるおそれがあるため、まずかぶりが比較的大きく鉄筋の間隔も広い下部構造から試料を採り、塩害を受ける可能性が高いと判断された構造物に限って上部構造の塩化物イオン試験を行うとしています(鉄道との交差などで現地の日数に制約がある場合は同時に採ってもよいとされます)。
ほかの説明は要領(案)どおりです。塩害は塩化物イオンで鋼材表面の不動態被膜が破壊されて鋼材が腐食する現象で、外的塩害と内的塩害に分けられます。
1986年のJISの改訂でレディーミクストコンクリートの受入れ時に塩化物含有量の検査が行われるようになったので、1987年以降の構造物は内的塩害の可能性が小さいとされます。かぶりは供用中に大きく変わりにくいので初回の点検時に一度だけ測ります。
この要領(案)の塩化物イオン試験は、まず下部構造から試料を採るのが手順です。
関連キーワード: 塩害・外的塩害・内的塩害・塩化物イオン試験・かぶり
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