コンクリート技士試験 環境と耐久性 練習問題 第4問: セメント協会の「カーボンニュートラル実現に向けたセメントのJIS改正の概要」によれば、セメント産業の二酸化炭素の排出とその削減の取組みの説明として最も適切なもの
環境と耐久性
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第4問
セメント協会の「カーボンニュートラル実現に向けたセメントのJIS改正の概要」によれば、セメント産業の二酸化炭素の排出とその削減の取組みの説明として最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 原料の石灰石を脱炭酸するときに生じるプロセス起源の排出量が、全体の6割を占める
「原料の石灰石を脱炭酸するときに生じるプロセス起源の排出量が、全体の6割を占める」が適切です。セメント協会規格専門委員会の概要は、セメント製造の排出の特徴として、1500℃程度の高温でクリンカー(焼成でつくるセメントの中間製品)を焼成するのに要する熱エネルギーの多さと、石灰石の脱炭酸(石灰石から二酸化炭素が出る変化)によるプロセス起源の排出が全体の6割を占める点を挙げています。
「熱エネルギーに由来する排出量が、全体の6割」は起源を入れ替えています。「950℃程度」は温度が違います。
950℃は同じ概要の、試料を強熱する試験の温度です。「0.85に下げる」は現在の値を目標としたもので、長期ビジョンは2030年にクリンカー/セメント比(国内生産量ベース)を現在の0.85から0.825に下げることを目指すとしています。
同じ概要によれば、セメント産業の排出量は約3,300万t(2024年度)で、プロセス起源の排出は削減の手段が限られるため、この比の低減が有効な手段の一つとされます。セメント製造の排出の6割は、焼成の熱エネルギーではなく石灰石の脱炭酸によるプロセス起源です。
関連キーワード: カーボンニュートラル・プロセス起源・クリンカー/セメント比・脱炭酸
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