コンクリート技士試験 配合設計 練習問題 第16問: 国土交通省の公共建築工事標準仕様書(建築工事編)が定める暑中コンクリートと寒中コンクリートの材料及び調合を比べた記述として、最も適切なものはどれか。ここでSは構
国土交通省の公共建築工事標準仕様書(建築工事編)が定める暑中コンクリートと寒中コンクリートの材料及び調合を比べた記述として、最も適切なものはどれか。ここでSは構造体強度補正値を指す。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 暑中は高炉セメントB種のSの標準値を普通ポルトランドセメントと同じ6 N/mm²とし、寒中は予想平均気温からSを定めるのを、材齢91日までの積算温度が840°D·D以上の場合に限る。
「暑中は高炉セメントB種のSの標準値を普通ポルトランドセメントと同じ6 N/mm²とし、寒中は…材齢91日までの積算温度が840°D·D以上の場合に限る」が適切です。Sは構造体強度補正値で、標準養生の供試体と構造体の強度の差を見込んで加える値です。
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)6.12.2(4)は、暑中コンクリートのSを特記がなければ表6.12.1によるとし、標準値を普通ポルトランドセメント・高炉セメントA種・B種で6、中庸熱ポルトランドセメント・フライアッシュセメントB種で3、低熱ポルトランドセメントで0 N/mm²としています。寒中コンクリートの6.11.2(3)(ア)は、打込みから材齢28日までの予想平均気温でSを定めるのを、材齢91日までの積算温度(温度と日数を積み上げた値)が840°D·D以上となる場合に限っています。
「低熱…3 N/mm²、中庸熱を0 N/mm²」は入替えで、中庸熱が3、低熱が0です。「スランプを…18 cm」は誤りで、6.12.2(3)は特記がなければ21 cmとしています。
「材齢28日まで」は誤りで、28日は予想平均気温をとる期間(6.11.2(3)(ア))、積算温度を見る期間は材齢91日までです。この肢の中庸熱の3 N/mm²は正しい値です。
公共建築工事標準仕様書では、暑中の高炉セメントB種のSの標準値(特記がない場合)は6 N/mm²で、寒中に予想平均気温からSを定めてよいのは、材齢91日までの積算温度が840°D·D以上となる場合です。
関連キーワード: 暑中コンクリート・寒中コンクリート・構造体強度補正値・積算温度
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