コンクリート技士試験 配合設計 練習問題 第6問: 国土交通省の土木工事共通仕様書(案)は、現場練りコンクリートの計量を現場配合によって行い、計量値の許容差を1回計量分に対する値で定めている。示方配合が水170
国土交通省の土木工事共通仕様書(案)は、現場練りコンクリートの計量を現場配合によって行い、計量値の許容差を1回計量分に対する値で定めている。示方配合が水170 kg/m³、細骨材800 kg/m³、粗骨材1,000 kg/m³(骨材は表面乾燥飽水状態の質量)で、現場の細骨材は表面水率3.0%・吸水率1.5%、粗骨材は表面水率1.0%・吸水率0.8%である。表面水率は、表面乾燥飽水状態の骨材の質量に対する表面水の質量の割合とする。5 mmふるいによる粒度の補正と混和剤の希釈水は考えない。1回に1 m³分を計量するとき、現場配合の水の計量値と、仕様書の許容差で許される範囲として、最も適切なものはどれか。(範囲は小数第2位を四捨五入)
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 水136 kg、範囲134.6〜137.4 kg
「水136 kg、範囲134.6〜137.4 kg」が適切です。土木工事共通仕様書(案)1-3-5-4 は計量を現場配合によって行うとし、計量値の許容差を1回計量分に対して表1-3-2の値以下、水は1%としています。
現場配合は、示方配合(表面乾燥飽水状態=内部は水を含み表面の水はない骨材で示す配合)を現場の骨材の状態に直したものです。表面水を含む骨材は、同じ量の骨材を確保するために多く計量し、その表面水の分だけ水を減らします。
細骨材の表面水は800×0.03=24 kg、粗骨材は1,000×0.01=10 kgで、水は170−24−10=136 kgです。許容差1%は1.36 kgなので、範囲は134.6〜137.4 kgです。
「範囲131.9〜140.1 kg」は、水に骨材の許容差3%を当てた値です。「水150 kg」は表面水率でなく吸水率で12 kgと8 kgを引いた値です。
示方配合は表面乾燥飽水状態の質量なので、含水の補正に吸水率は使いません。「範囲148.5〜151.5 kg」は水量がこの誤りで、「範囲145.5〜154.5 kg」は水量も許容差も誤りです。
仕様書の1-3-3-3第4項は5 mmふるいの粒度や混和剤の希釈水も考慮するとしていますが、本問では考えません。現場配合の水は示方配合の水から骨材の表面水を引いて求め、土木工事共通仕様書の水の計量値の許容差は1%です。
関連キーワード: 現場配合・示方配合・表面水率・計量値の許容差
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