一級ボイラー技士 関係法令 練習問題 第9問: ボイラーの水面測定装置に関する法令基準として、正しいものは次のうちどれか。
ボイラーの水面測定装置に関する法令基準として、正しいものは次のうちどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 3. 蒸気ボイラー(貫流ボイラーを除く。)には、ガラス水面計を2個以上取り付けなければならない。
水面測定装置の個数と取付位置を定めているのはボイラー構造規格第69条〜第72条です(ボイラー則には個数の規定はありません)。蒸気ボイラー(貫流ボイラーを除く。)には、ボイラー本体又は水柱管にガラス水面計を2個以上取り付けなければなりません(第69条第1項)。水柱管に取り付けてはならないとする記述は誤りです。ガラス水面計は、ガラス管の最下部が安全低水面を指示する位置に取り付けます(同条第2項)。常用水位を指示する位置ではありません。また、ガラス水面計は随時掃除及び点検を行うことができる構造としなければならず(同条第4項)、その必要はないとする記述は誤りです。験水コックは、その最下位のものを安全低水面の位置に取り付けなければならず(第72条第2項)、最上位のものとする記述は誤りです。なお、胴の内径が750mm以下の蒸気ボイラーと遠隔指示水面測定装置を2個取り付けた蒸気ボイラーでは、2個のうち1個をガラス水面計でない水面測定装置(験水コック等)とすることができます(第69条第1項ただし書)。また、令和7年厚生労働省告示第291号による改正(令和8年4月1日適用)で、多管式貫流ボイラーにもガラス水面計を1個以上取り付けることになりました(多管式貫流ボイラーには上のただし書は適用されません)。
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第69条、第72条
関連キーワード: 水面測定装置・ガラス水面計・2個以上・安全低水面・験水コック
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