メインコンテンツへスキップ
ぴよパス

応用情報技術者試験の過去問はどこにある|IPAが無料公開する33回分と解答例・採点講評、2026年度のCBTと何年分解くか

約8分で読めます
広告(PR) 本ページにはAmazon アソシエイト等の広告リンクが含まれます。リンク経由の購入・申込みにより、当サイトが紹介料を受け取る場合があります。
応用情報技術者試験の過去問はどこにある|IPAが無料公開する33回分と解答例・採点講評、2026年度のCBTと何年分解くか
目次

応用情報技術者試験の 過去問は、試験を行う独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が無料で公開しています。 ホームページの「過去問題」に、平成21年度春期から令和7年度秋期までの 33回分 の問題冊子・解答例・採点講評がPDFで並んでいます。ただし 解説は付いていません。

2026年度からは試験の形が変わりました。CBT方式で前期・後期に行われ、試験問題は非公開 です。一方で、IPAは範囲・出題形式・問題数・合格基準は変わらないとしているので、公開されている過去問は今の試験の中身の練習になります。

この記事では、IPAのページ(2026年10月20日に確認)をもとに、過去問の中身と使ってよい範囲、2026年度の試験の形、2027年度からの新しい試験制度の予定、何年分をどう解くかをまとめます。

IPAの「過去問題」の中身

項目内容
回数平成21年度春期〜令和7年度秋期の33回分(令和2年度は春期を中止し、10月試験の1回。平成23年度は春期試験が無く、特別試験と秋期試験)
回ごとの公開物午前の問題冊子・解答例、午後の問題冊子・解答例・採点講評(いずれもPDF)
午前の解答例問題ごとの正解の記号。平成28年度春期からは、分野(テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系)も付く
午後の解答例問ごとの「出題趣旨」と「解答例・解答の要点」
採点講評午後の問ごとの出題のねらいと、正答率の傾向(「やや低かった」などの言葉。数値は無い)
解説なし

公開の時期は、令和7年度秋期(2025年10月12日実施)の例では、試験の当日に問題冊子と午前の解答例、2025年12月23日に午後の解答例、2026年1月16日に採点講評でした。IPAは、試験後と合格発表後の個々の問題や採点結果についての問い合わせには応じないとしています。

使ってよい範囲

IPAのFAQは、公表している過去の試験問題について、法令に特別の定めがある場合を除き 許諾や使用料は要らない(ダウンロードでの利用も問題ない)としています。ただし 著作権は放棄していない ので、問題集などに使うときは、教育目的など試験制度の意義に反しない範囲で、出典(年度・期・試験区分・時間区分・問番号。例「出典:平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問1」)を明記し、一部を改変したときはその旨も書きます。自分で解くためにダウンロードするのも問題ないとされています。

2026年度はCBTで前期・後期。問題は公開されない

2026年度(令和8年度)の応用情報技術者試験は、従来の春期・秋期の筆記ではなく、CBT方式で前期と後期 に行われます(身体の不自由などでCBTで受けられない人向けに、筆記の特別措置試験もあります。前期は2026年11月14日)。

前期後期
申込み2026年10月6日10時〜11月7日17時2027年1月27日〜2月16日
科目A(旧・午前)2026年10月28日〜11月10日2027年2月6日〜2月19日
科目B(旧・午後)2026年11月24日〜12月6日2027年3月3日〜3月15日
合格発表2027年2月頃の予定2027年6月頃の予定
  • 科目の名前は、午前試験が 科目A試験、午後試験が 科目B試験 に変わりました。科目Aと科目Bは別の日に受けます。
  • IPAは、「各試験区分で問う知識・技能の範囲そのものに変更はありません」とし、出題形式・出題数・解答数・採点方式・配点・合格基準も変わらないとしています。
  • 一方で、CBTの試験について「試験問題は非公開とします」としています。2026年10月20日の時点で、過去問題のページに令和8年度の項はありません。

つまり、筆記で公開された過去問(令和7年度秋期まで)が、今の科目A・科目Bの中身の練習材料 になります。ただし、本番はパソコンの画面で、キーボードとマウスで答えます(メモ用紙1枚と筆記用具が配られます)。また、午後の問の数と選び方が今と同じなのは平成27年度秋期からの回で、それより前の回は違います。

PRイラストで広い範囲を視覚的に(キタミ式) 3.8

キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和08年

Amazon でテキストを見る
対象の参考書・問題集も読み放題 — Kindle Unlimited 30日無料(PR)

本番の形と合格基準

科目試験時間出題形式問題数配点
科目A150分多肢選択式(四肢択一)80問すべて解答1問1.25点(100点満点)
科目B150分記述式11問出題・5問解答1問20点(100点満点)
  • 科目Bの問1(情報セキュリティ)は必須解答です。残りの問2〜11の10問(経営戦略・情報戦略など、システムアーキテクチャ、ネットワーク、データベース、組込みシステム開発、情報システム開発、プログラミング(アルゴリズム)、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査。問番号と分野の並びは回によって違います)から4問を選びます。
  • 合格には、科目Aと科目Bがどちらも60点以上 であることが必要です(素点方式)。IPAは、問題の難易差が認められた場合は基準点を変えることがあるとしています。
  • 受験手数料は7,500円(消費税込み)です。

IPAの統計情報による直近の結果は次のとおりです。

回受験者数合格者数合格率
令和7年度秋期44,005人10,792人24.5%
令和7年度春期38,663人8,527人22.1%
令和6年度秋期44,243人12,613人28.5%
令和6年度春期36,730人8,677人23.6%

平成21年度春期から令和7年度秋期までの33回では、回ごとの合格率は18.5%(平成25年度秋期)から28.5%(令和6年度秋期)の間でした。

2027年度からは新しい試験制度になる予定

IPAは、応用情報技術者試験を含む 現行の試験制度は2026年度の試験の実施をもって終了し、2027年度から新しい試験制度に移る予定 としています。公表されている検討状況では、今の応用情報技術者試験と高度試験を大くくりにして、「プロフェッショナルデジタルスキル試験」(仮称)の3つの区分(マネジメント領域・データ・AI領域・システム領域)に再編する案です。開始は2027年度の夏頃から秋頃とされています。IPAは、これは現時点の検討状況で、今後変わる場合があるとしています。

今の形の応用情報技術者試験を受けられるのは、予定どおりなら 2026年度の前期と後期 です。新しい試験のサンプル問題とシラバス案は、IPAの「試験制度の見直し」のページに載っています。

何年分を、どう解くか

IPAは、何年分を解くべきかを示していません。ぴよパスでは次の進め方をすすめています(編集部の見立てです)。

  1. 科目Aは、令和7年度秋期から新しい順に解く — 80問を150分で、時間を計って通します。60点(48問)を安定して超えるまで回数を重ねます。
  2. 科目Bは、先に選ぶ分野を決めて、直近の回からその分野の問だけを集めて解く — 問1(情報セキュリティ)は必須なので全部の回で解きます。残りは、得意な分野を4つと予備を1〜2つ決めておきます。選び方は「応用情報の午後の選択問題の選び方」にまとめています。
  3. 古い回の午後は、今の形と比べてから使う — IPAの試験要綱の改訂履歴によると、午後の解答数・問番号・配点割合は何度か変わっています。問1が必須で問2〜問11から4問を選ぶ今の形は、平成27年度秋期からです。それより前の回は、分野ごとの練習として使います。

解説が無い問題の確かめ方

  1. 科目A(午前)は、間違えた問題の分野と用語をシラバスで引く — 平成28年度春期からの回は解答例に書かれた分野(テクノロジ系など)を、それより前の回は問題文の用語を手がかりに、テキストのどこを読み直すかを決めます。
  2. 科目B(午後)は、解答例の「解答の要点」と自分の答えを比べる — 解答の要点に入っている言葉が、自分の答えに入っているかを見ます。「出題趣旨」で、その問で何を問いたかったかを確かめます。
  3. 採点講評で、よくある間違い方を確かめる — 正答率が低かった設問と、その理由が書かれています。
広告

ぴよパスで練習できる関連の試験

ぴよパスには応用情報技術者試験そのものの問題はありませんが、範囲が重なる試験のオリジナル予想問題を、登録不要・無料で公開しています。全問に解説が付いています。

ぴよパスの問題は、IPAの試験問題を写したものではなく、シラバスと公的資料をもとに独自に作ったオリジナル予想問題です。

関連記事

出典

2026年10月20日にIPAのページで確かめました。

※ ぴよパスはIPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係のない学習サイトです。試験名は試験を特定するために使っています。

関連資格の予想問題に挑戦しよう

ぴよパスのオリジナル予想問題で、いますぐ無料で実力チェックできます

対象の参考書・問題集も読み放題 — Kindle Unlimited 30日無料(PR)

この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士・危険物取扱者・電気工事士などの国家資格、普通免許・原付の学科、 簿記・FP 技能検定・IT パスポート・宅地建物取引士などの検定・資格まで117 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照しています。 記事と問題の作成には AI を使っています。問題はすべてオリジナルで、 自動の検査と、作成とは別の担当による反証 (事実と出典を選択肢ごとに確かめる) を通してから公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

この記事をシェア

LINE で送るX でポスト
広告

この記事は に最終更新されました