第三級アマチュア無線技士 無線工学 練習問題 第32問: 短波の通信に影響する電離層や地磁気の現象に関する記述として、正しいものはどれか。
無線工学
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第32問
短波の通信に影響する電離層や地磁気の現象に関する記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. デリンジャー現象では、D 層の電子密度が急に高まり、短波が吸収されてしまう。
「デリンジャー現象では…短波が吸収されてしまう」が正しいです。デリンジャー現象は、太陽フレアに伴う X 線や紫外線の急増で高度 60〜90 km 程度の D 層 (D 領域) の電子密度が高くなり、ふだんは D 層を通り抜ける短波が吸収されて、突然受信しにくくなる現象です。
強いと短波の通信が途絶え、まれに数時間続きます。「磁気嵐は…毎日ほぼ同じ形で繰り返す」は誤りで、磁気嵐は地磁気の不規則な変化のうち、地球規模でほとんど同時に起こる大きな変化です。
「スポラディック E 層は…冬の夜間に」は誤りで、日本付近では春から夏にかけての昼や夕方に強いものが発生しやすくなります。「負相嵐では…高い周波数の電波まで反射される」は因果が逆で、電子密度が減ると臨界周波数が下がり、ふだん反射される電波が周波数によっては突き抜けます。
デリンジャーは D 層の吸収と覚えましょう。
関連キーワード: デリンジャー現象・磁気嵐・D 層・電離圏嵐
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