G検定(ジェネラリスト検定) ディープラーニングの概要 練習問題 第18問: 勾配降下法を改良した最適化手法に関するAからDまでの記述のうち、適切なものをすべて挙げた組合せはどれか。 A モーメンタムは、過去の勾配の指数移動平均を速度のよ
勾配降下法を改良した最適化手法に関するAからDまでの記述のうち、適切なものをすべて挙げた組合せはどれか。 A モーメンタムは、過去の勾配の指数移動平均を速度のように蓄えて更新に使い、勾配の向きがそろう方向への更新を加速し、向きが入れ替わる方向の振動を抑える。 B AdaGradは、過去の勾配の二乗を指数移動平均で蓄えて古い情報を忘れていくため、学習が進んでも実質的な学習率が小さくなりすぎない。 C Adamは、勾配の1次のモーメント(平均)と2次のモーメントを指数移動平均で推定し、初期値を0にしたことによる偏りを補正して、パラメータごとの更新の大きさを決める。 D RMSpropは、パラメータごとに学習率を変えることはせず、全パラメータに共通の1つの学習率を、勾配の二乗の移動平均で調整する手法である。
解答と解説を先に見る
正解: 2. A、C
Aは適切です。Deep Learning(Goodfellowら)の8.3.2節は、モーメンタムが過去の勾配の指数的に減衰する移動平均を蓄え、その方向へ動き続けると説明し、Hintonの講義資料は、符号が入れ替わる勾配を打ち消して振動を抑え、一貫した勾配の方向で速度を上げると述べています。Bは不適切で、これはRMSpropの説明です。AdaGrad(Duchiら、2011)は学習の初めからの勾配の二乗の総和の平方根で学習率を割るため、同書8.5.1節は実質の学習率が早く小さくなりすぎることがあると述べています。Cは適切で、Adamの論文(Kingma・Ba)のアルゴリズムどおりです。Dは不適切で、Hintonの講義資料のとおり、RMSpropは重みごとの最近の勾配の大きさの移動平均で学習率を割るので、学習率はパラメータごとに変わります。したがって適切なものはA、Cで、正解は2です。
関連キーワード: モーメンタム・AdaGrad・RMSprop・Adam
模試 (60問)
8分野を横断して、知識の穴を見つける
オンライン試験とほぼ同じペース(1つあたり約41秒)で、技術分野から法律・倫理まで8分野を混ぜて解きます。JDLAは分野ごとの出題数と合格ラインを公表していないため、配分と70%の目安はぴよパスの設定です。Premium (月480円)Premium (ご利用中)時間制限つきの実力チェック