第一種衛生管理者 労働衛生 練習問題 第63問: 化学物質のばく露限界(許容濃度・TLV)と作業環境測定の評価値に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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初級推定正答率 約 87%
化学物質のばく露限界(許容濃度・TLV)と作業環境測定の評価値に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 2. 日本産業衛生学会の許容濃度は、1日8時間・週40時間程度の労働を前提に、平均ばく露濃度と比べる値である。
日本産業衛生学会の許容濃度は、1日8時間・週40時間程度の、体に強い負担がかからない労働を想定した目安です。作業中の平均的なばく露濃度がこの値を超えなければ、ほぼ全員の労働者に健康への悪い影響は出ないと学会が判断した濃度で、平均ばく露濃度と比べて使います(2が正しい)。1は、TLV-STELは15分間の時間加重平均による短時間ばく露限界で、8時間の値はTLV-TWAです。3は、学会が一部の物質に最大許容濃度を勧告するのは、刺激や中枢神経の抑制のように短い時間で表れる影響が毒性の中心だからで、発がん性が理由ではありません。4は、作業環境評価基準第3条の第一評価値は濃度の高い側から5%に当たる値の推定値で、算術平均濃度の推定値は第二評価値です(昭和63年基発第605号)。5は、TLVは民間団体のACGIHが示す勧告値で、法律上の拘束力はありません。
根拠・参照資料: 作業環境評価基準第2条・第3条
関連キーワード: 許容濃度・最大許容濃度・TLV・第一評価値
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