第三種電気主任技術者試験 電気設備技術基準と解釈 練習問題 第18問: 変圧器の低圧側の中性点に接地抵抗 15 Ω の B種接地工事が施された、対地電圧 100 V の低圧電路がある。この電路に接続された電動機の金属製外箱には、接地
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中級推定正答率 約 49%
変圧器の低圧側の中性点に接地抵抗 15 Ω の B種接地工事が施された、対地電圧 100 V の低圧電路がある。この電路に接続された電動機の金属製外箱には、接地抵抗 35 Ω の D種接地工事が施されている。電動機の内部で電線が金属製外箱に完全地絡したとき、外箱の対地電圧 [V] の値として、最も近いものはどれか。ただし、地絡電流は D種と B種の接地抵抗を直列に通って流れるものとし、電線と大地のほかの抵抗及び変圧器のインピーダンスは無視する。
解答と解説を先に見る
正解: 1. 70 V
外箱の対地電圧は約 70 V です。『電気設備の技術基準の解釈 第29条 (令和7年11月20日改正)』は、使用電圧 300 V 以下の低圧の機械器具の金属製外箱等に D種接地工事を求め、第17条第4項は D種の接地抵抗値を原則 100 Ω 以下とするので、35 Ω はこれを満たします。完全地絡では、対地電圧 100 V が D種の 35 Ω と B種の 15 Ω の直列回路に加わると考えます。地絡電流は I = 100/(15 + 35) = 2 A、外箱の対地電圧は D種の接地抵抗の電圧降下で 2 × 35 = 70 V です。30 V は B種側の電圧降下 2 × 15 を答えた値です。100 V は接地抵抗による分圧を考えず、電路の対地電圧をそのまま答えた値です。42.9 V は 100 × 15/35 と比を取り違えた値、50 V は二つの抵抗で等分されるとみなした値です。外箱側の電圧を下げるには、D種の接地抵抗を B種に比べて小さくする必要があることを押さえましょう。
関連キーワード: D種接地工事・B種接地工事・地絡・金属製外箱
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