一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第40問: ボイラーの缶内清掃(酸洗浄)を実施する際の手順と注意事項として、誤っているものはどれか。
ボイラーの缶内清掃(酸洗浄)を実施する際の手順と注意事項として、誤っているものはどれか。
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正解: 4. 酸洗浄は腐食抑制剤(インヒビター)を添加せずに行うことで、スケール除去効果が最大化される。
酸洗浄は缶内のスケール・錆を溶解・除去する効果的な手法ですが、酸が金属そのものも腐食させる危険があります。このため腐食抑制剤(インヒビター)を洗浄液に添加することは必須です。インヒビターはスケール・錆には影響を与えず、金属素地への酸腐食を選択的に抑制する有機化合物です。インヒビターなしに酸洗浄を行うと、スケール除去後に露出した金属面が急激に腐食し、管板・胴板の厚さが著しく減少する危険があります。酸洗浄の注意事項:①洗浄前の隔離(安全弁・圧力計・水面計なども保護)、②洗浄中の温度・濃度・時間の管理(設計値内)、③ガス(H₂・CO₂)の換気・火気厳禁、④洗浄後の中和・不動態化処理・廃液の適切な処分。
関連キーワード: 酸洗浄・インヒビター・腐食抑制剤・スケール除去・廃液処理
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