一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第38問: リベット継手の重ね合わせ部などの細いすき間に缶水がしみ込み、蒸発を繰り返して濃縮した成分によって、応力の高い部分の鋼材がもろくなって割れる損傷がある。この損傷の
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上級推定正答率 約 30%
リベット継手の重ね合わせ部などの細いすき間に缶水がしみ込み、蒸発を繰り返して濃縮した成分によって、応力の高い部分の鋼材がもろくなって割れる損傷がある。この損傷の防止に関する記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 4. 缶水にタンニンやリグニンを加えて、細いすき間をふさいでおく。
設問の損傷は苛性脆化で、すき間に毛管作用でしみ込んだ缶水が蒸発を繰り返し、濃縮した水酸化ナトリウムが応力の高いリベット継手や曲げ加工部、継手部の鋼材を侵してもろくする。主な原因は水酸化ナトリウムで、溶存酸素や塩化物ではない(肢3・肢5は誤り)。防止には、缶水にタンニンやリグニンを加えて細いすき間をふさぎ、水酸化ナトリウムが入り込むのを防ぐ(肢4)。炭酸ナトリウムは缶内で加水分解して水酸化ナトリウムを生じるので、軟化剤には炭酸ナトリウムではなくりん酸ナトリウムを用いる(肢1は誤り)。水酸化ナトリウムの濃度を高めることは、すき間での濃縮を進めることになる(肢2は誤り)。
関連キーワード: 苛性脆化・リベット継手・水酸化ナトリウム・タンニン・りん酸ナトリウム
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