一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第32問: ボイラー水の濃縮管理において、TDS(総溶解固形物)の測定・管理に関する記述として、誤っているものはどれか。
ボイラー水の濃縮管理において、TDS(総溶解固形物)の測定・管理に関する記述として、誤っているものはどれか。
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正解: 4. TDSが管理値以下であれば、缶水のシリカ・アルカリ度など個別成分の管理は不要である。
TDS(総溶解固形物量)は缶水中に溶解している物質の総量を示す指標で、電気伝導率計で簡易的に測定できます。しかしTDSが管理値内であっても、個別成分の管理は別途必要です。特に①シリカ(SiO₂):高圧ボイラーでは蒸気中に気相シリカが溶け込み、タービンブレードにスケールを形成します。シリカは揮発性が高く、TDS管理とは独立した専用の管理基準があります。②アルカリ度:過度なアルカリは苛性脆化(アルカリ腐食)を引き起こします。③溶存酸素・リン酸塩など個別成分も、TDSとは独立して定期的に分析・管理する必要があります。濃縮倍数=缶水TDS/給水TDSで管理し、ブロー量はこれを基に算出します。
関連キーワード: TDS・濃縮管理・シリカ・アルカリ度・電気伝導率
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