一級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第39問: 重油を燃料とするボイラーでは、灰分中のある元素の酸化物がナトリウムの化合物とともに融点の低い付着物をつくり、過熱器管などの高温の伝熱面を腐食させることがある。こ
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上級推定正答率 約 31%
重油を燃料とするボイラーでは、灰分中のある元素の酸化物がナトリウムの化合物とともに融点の低い付着物をつくり、過熱器管などの高温の伝熱面を腐食させることがある。この腐食の主な原因となる元素はどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 2. バナジウム(V)
重油に含まれるバナジウムは燃焼すると五酸化バナジウムとなり、ナトリウムの化合物と結びついて融点の低い化合物をつくります。これが過熱器管や再熱器管などの高温部に溶けた状態で付着し、管表面の保護皮膜を壊して腐食を進めます(高温腐食)。したがって選択肢2が正解です。原油中のバナジウムは精製で大部分が重油側に残り、灰分の多いC重油ほど問題になります。マグネシウム(選択肢4)やカルシウム(選択肢3)の化合物は、反対にバナジウムと融点の高い化合物をつくらせる添加剤として燃料に加えられ、この腐食の防止に使われます。ケイ素(選択肢1)とアルミニウム(選択肢5)は石炭灰の主成分で、融点の高い酸化物をつくるため、この腐食の主な原因ではありません。
関連キーワード: 高温腐食・バナジウム・ナトリウム・過熱器・添加剤
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