一級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第34問: 重油燃焼において低温腐食(低温露点腐食)が発生するメカニズムとして、正しいものはどれか。
重油燃焼において低温腐食(低温露点腐食)が発生するメカニズムとして、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 2. 燃料中の硫黄分が燃焼してSO₃となり、排ガス中の水蒸気と結合して硫酸(H₂SO₄)となり、露点以下の金属面に凝縮して腐食する
低温腐食(低温露点腐食)は燃料中の硫黄分(S)が燃焼してSO₂になり、さらに一部がSO₃に変化することで始まります。SO₃は排ガス中の水蒸気(H₂O)と結合して硫酸(H₂SO₄)を形成します。硫酸の露点(酸露点)は水蒸気の単純な露点(100℃付近)より高く、通常140〜160℃程度になります。排ガス温度がこの酸露点以下に冷却される金属面(エコノマイザの低温部、空気予熱器など)で硫酸が凝縮し、金属を腐食します。対策は排ガス温度を酸露点以上に保つことや、低硫黄燃料の使用です。
関連キーワード: 低温腐食・硫酸露点・SO₃・硫黄分・エコノマイザ
次のステップ
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェック無料本番と同じ制限時間
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- ボイラー1級
【2026年版】一級ボイラー技士のテキストおすすめ|参考書の選び方と計算問題対策
一級ボイラー技士のテキスト・参考書の選び方を解説。二級より選択肢が少ない市場で、日本ボイラ協会公式テキストを軸に4科目(構造・取扱い・燃料燃焼・法令)を攻略する教材構成と、計算問題対策に特化した教材の活用法を紹介します。優先順位と今日からの学習手順が分かり、独学にも使えます。
- ボイラー1級
一級ボイラー技士は独学か講習か|水管・計算・実務経験で決める (2026年版)
一級ボイラー技士は、二級の延長で独学できる人と、受験準備講習を足した方が早い人に分かれます。受験資格、免許申請の実務経験、水管ボイラー、計算、費用を2026年時点の公式情報で整理します。
- ボイラー1級
一級ボイラー技士の問題集・過去問はどれを買う?|公論出版・ボイラ協会・オーム社を役割で比較 (2026年版)
一級ボイラー技士は市販本が少なく『過去問の類題ゲー』とされるため、演習素材の質が合否を分ける。公論出版『これ1冊』、日本ボイラ協会の標準問題集、オーム社の集中ゼミを、収録形式・公式性・構造の理解補完で比較。旧年度版で改正法令を落とす失敗と、買う順番まで解説します。


