宅建士試験は2026年10月18日実施・申込は7月です。過去問演習が一巡する8月末〜9月に「2時間で50問を解き切る練習」と「今年出そうな論点の最終確認」を担うのが市販模試 (直前予想模試) です。この記事では、2026年版が出揃った定番3冊の違いと、1冊を得点に変える使い方を整理します。
結論: 使っているテキストのシリーズに合わせて1冊。解きっぱなしにしない
2026年版の定番3冊は、いずれも予想問題4回分前後で価格も同じ1,760円。内容の方向性で選ぶより、今使っているテキスト・問題集とシリーズを揃えるのが復習効率の面で最も合理的です。
| 模試 | 構成 | 特徴 | 参考価格 / Amazon評価 (実査時点) |
|---|---|---|---|
| 本試験をあてる TAC直前予想模試 2026年度版 | 予想4回+過去問1回 | Web講義・Web採点サービスつき、最新法改正・最新統計対応 | 1,760円 / ★4.9 |
| 出る順宅建士 当たる!直前予想模試 2026年版 (LEC) | 模試4回+最新過去問 | 全模試4回分の解説動画・成績診断つき | 1,760円 / ★4.8 |
| みんなが欲しかった!宅建士の直前予想模試 2026年度版 | 予想4回 | 「みんなが欲しかった」シリーズの教科書と解説が完全リンク、Web採点・Web講義 | 1,760円 / ★4.6 |
※上記は Amazon アソシエイトのアフィリエイトリンクです。価格・評価は編集部実査時点の参考値で変動します。
選び方の目安はシンプルです。
| 使っている教材 | 合わせる模試 |
|---|---|
| みんなが欲しかった!シリーズのテキスト | みんなが欲しかった!の直前予想模試 (解説がテキストの該当箇所とつながる) |
| 出る順宅建士シリーズ | LEC 当たる!直前予想模試 |
| その他・こだわりなし | TAC あてる (過去問1回分が入っており本番難度の基準も取れる) |
テキストをまだ決めていない段階なら、先に 宅建テキストおすすめ2026 で本体を決めてから模試を合わせてください。
市販模試の役割は3つ — 知識確認だけではない
1. 2時間50問の時間配分を練習する
宅建は120分で50問。1問あたり2分24秒しかなく、権利関係の長文で粘ると業法の取れる問題に時間が残りません。過去問の分野別演習では身につかない「通しで解く体力と配分」は、模試形式でしか練習できません。解く順番 (業法から入るか権利関係から入るか) を模試で固定しておくと、本番で迷いが消えます。
2. 今年の予想論点・法改正を補完する
市販模試は当年の法改正・最新統計を反映した予想問題で構成されます。過去問だけでは拾えない「今年出そうな新しい角度」を、解説ごと吸収できるのが過去問演習との差分です。
3. 現在地を客観的に測る
分野別演習の正答率は「できる分野ばかり解く」偏りが出ます。50問通しの素点は、合格ライン (例年31〜38点前後で変動) に対する現在地を強制的に可視化します。9月頭に1回分解いて弱点分野を特定し、残り6週間の配分を決める使い方が効率的です。
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使い方 — 1冊を点に変える4ステップ
| ステップ | 時期の目安 | やること |
|---|---|---|
| 1. 入手 | 〜8月 | 教材シリーズに合わせて1冊。直前期は品切れ・中古高騰もあるため早めに確保 |
| 2. 1回目 | 8月末〜9月上旬 | 本番と同じ13:00開始・2時間通し。点数より間違いの分類 (知識不足/読み違い/時間切れ) |
| 3. 復習 | 各回の直後 | 間違えた肢すべての根拠をテキストで確認。「なんとなく正解」も根拠を言えるかチェック |
| 4. 2〜4回目 | 9月〜10月上旬 | 週1ペースで消化し、解く順番と時間配分を固定。最終回は試験1週間前までに |
最重要なのはステップ3です。模試4回分 (200問・各肢4択=800肢) の根拠を潰す作業は、それ自体が直前期の総復習になります。逆に解きっぱなしなら、何冊買っても点になりません。
模試の結果が出たあとの直前期の組み立ては 試験1ヶ月前からの直前プラン に、過去問側の回し方は 過去問の使い方 にまとめています。
模試でやりがちな失敗
| 失敗 | 何が起きるか | 回避策 |
|---|---|---|
| 7月以前に解いてしまう | 知識不足で点が出ず、自信だけ削られる | 過去問1周後まで温存する |
| 点数だけ見て復習しない | 弱点が放置され、2冊目に手を出して同じ結果 | 1回分ごとに根拠潰しまでをセットにする |
| 細切れに解く | 時間配分の練習にならない | 必ず2時間通し。本番と同じ13:00開始だとなお良い |
| 模試の難問に引きずられる | 予想模試はやや難しめ。基礎を疑い始める | 正答率の高い基礎問題の取りこぼしだけ重く見る |
模試の素点が低くても、間違いが「読み違い・時間切れ」型なら配分の修正で伸びます。「知識不足」型が業法・法令制限に集中している場合だけ、インプットに戻ってください。学習時間全体の配分は 宅建の勉強時間 を参照してください。
まとめ
- 市販模試の価値は「2時間50問の通し練習」「今年の予想論点」「現在地の客観測定」の3つ
- 2026年版はTACあてる・LEC当たる・みん欲しの3冊が定番で各1,760円。使っているテキストのシリーズに合わせるのが最も迷わない
- 解き始めは過去問1周後の8月末〜9月。1冊4回分を復習込みで仕上げる方が2冊解きっぱなしより効く
- 申込は7月締切。模試の前に 2026年度の申込日程 の確認も忘れずに
模試に入る前の力試しは、ぴよパスの 宅建士オリジナル予想問題160問 で分野別に無料でできます。弱点分野を把握してから模試に入ると、復習の密度が変わります。
出典:
- 一般財団法人 不動産適正取引推進機構 — 宅地建物取引士資格試験の実施案内 (試験日・申込期間・受験手数料)
- 各模試の構成・価格は Amazon.co.jp の商品ページを編集部が実査した時点の情報です (本文記載のリンク先)。




































































