メインコンテンツへスキップ
ぴよパス

狩猟免許の取り方|4種類の選び方・年齢・試験の流れと合格基準・費用、取った後の狩猟者登録と銃の所持許可

約10分で読めます
広告(PR) 本ページにはAmazon アソシエイト等の広告リンクが含まれます。リンク経由の購入・申込みにより、当サイトが紹介料を受け取る場合があります。
狩猟免許の取り方|4種類の選び方・年齢・試験の流れと合格基準・費用、取った後の狩猟者登録と銃の所持許可
目次

狩猟免許は、住所地の都道府県知事が行う狩猟免許試験に合格して取ります。 免許は網猟・わな猟・第一種銃猟・第二種銃猟の4種類で(鳥獣保護管理法第39条)、網猟とわな猟は18歳以上、銃猟は20歳以上で受けられます(同法第40条)。試験は知識・適性・技能の3つで、知識と技能は70%以上の成績が合格です。免許を取っても、狩猟をするには都道府県ごとの狩猟者登録が要り、銃を使うには銃刀法の所持許可が別に要ります。

ぴよパスでは、知識試験に向けたオリジナル予想問題を狩猟免許試験(知識試験)の練習ページで登録不要・無料で解けます。環境省・都道府県・猟友会とは関係がなく、本試験の問題や講習会の教材を載せたものではありません。

結論: 狩猟免許の取り方の流れ

  1. 使う猟具に合わせて 免許の種類 を決める(網・わな・装薬銃・空気銃)。
  2. 住所地の都道府県 に申請書と書類を出す(受験の申請)。
  3. 試験は 知識試験・適性試験の後に技能試験(東京都は知識 → 適性 → 技能の順)。知識と技能は 70%以上、適性は視力・聴力・運動能力の基準。
  4. 合格すると 狩猟免状 が交付される。有効期間は、試験を受けた日から3年を経過した日の属する年の9月14日まで。
  5. 狩猟をするときは、都道府県ごとに 狩猟者登録(保険3,000万円以上など)と 狩猟税。銃猟は 銃刀法の所持許可 も。

4種類の免許の選び方

免許使える猟具受けられる年齢猟具の所持の手続き
網猟免許網(むそう網・はり網・つき網・なげ網)18歳以上不要
わな猟免許わな(くくりわな・はこわな・はこおとし・囲いわな)18歳以上不要
第一種銃猟免許装薬銃(空気銃も使える)20歳以上銃刀法の所持許可
第二種銃猟免許空気銃20歳以上銃刀法の所持許可

猟具の種類は鳥獣保護管理法施行規則第2条、年齢は法第40条、第一種銃猟免許で空気銃も使えることは法第39条第4項が定めています。わな・網の猟具の所持には手続きが要らないと、環境省は案内しています。すでに有効な狩猟免許を持っている人が別の種類の免許を受けるときは、知識試験のうち猟具以外が免除されます(法第49条第1号・施行規則第56条第1項)。初めて2種類を同時に受けるときは、この免除はありません。

広告

受験できない人と、申請に要る書類

次の人などは、試験を受けられません(法第40条・第47条、施行規則第47条)。

  • 年齢(網・わな18歳、銃猟20歳)に満たない人
  • 統合失調症・そううつ病・てんかん(発作が再発するおそれがないものなどを除く)などの病気にかかっている人
  • 麻薬・大麻・あへん・覚醒剤の中毒者
  • 鳥獣保護管理法の違反で罰金以上の刑を受け、その執行を終えるなどしてから3年を経過しない人
  • 狩猟免許を取り消されて3年を経過しない人(取り消された種類の免許に限る)

申請書には、銃の所持許可を受けている人はその許可証の写しを、受けていない人は医師の診断書を付け、申請前6か月以内に撮った写真を添えます(施行規則第48条第2項)。受験は住所地(住民登録をしている場所)の都道府県で、東京都は都外に住む人は受けられないと案内しています。

試験の流れと合格基準

試験内容合格基準
知識試験鳥獣保護管理法令・猟具・鳥獣・鳥獣の保護及び管理の知識。筆記(施行規則は「記述式、択一式又は正誤式」)70%以上の成績(施行規則第54条)
適性試験視力・聴力・運動能力網・わなは両眼で視力0.5以上、銃猟は両眼で0.7以上かつ一眼でそれぞれ0.3以上。10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること など(施行規則第52条)
技能試験猟具の判別と架設(網・わな)、模造銃の点検・分解・結合・装塡・脱包など(第一種銃猟)、空気銃を模した物の圧縮・装塡の操作と射撃姿勢、距離の目測(銃猟)、鳥獣の判別減点式で70%以上の成績(施行規則第53条)

知識試験と適性試験は技能試験より前に行い、どちらか一方でも不合格だと技能試験は受けられません(施行規則第55条)。東京都は知識試験 → 適性試験 → 技能試験の順で行うと案内しています。知識試験の問題数と時間は省令に定めが無く、東京都の令和8年度の案内では三肢択一式30問・90分です(一部免除の人は10問・30分)。視力は眼鏡などで矯正した視力でよく、聴力も補聴器で補正した聴力を含みます。

試験は都道府県が毎登録年度(4月16日〜翌年4月15日)1回以上行います(施行規則第51条)。東京都の令和8年度は8回(各230名程度)と追加の日程があり、事前の申請に「選外」があります。合否は、東京都の場合は試験日からおおむね2週間後に郵送で通知され、合格した人には狩猟免状が同封されます。日程と申請の期間は県ごとに違うので、住んでいる都道府県の案内で確かめます。

合格率と難易度

合格率の全国の集計は、環境省のページでは見つかりませんでした。都道府県が公表している例はあります。

公表の例合格率
千葉県 令和8年度 第5回(2026年8月9日実施)わな猟 92.9%(受験84人・合格78人)、わな猟の一部免除 85.7%、計 91.8%
香川県 令和7年度87.6%(重複を含む受験210人・合格184人)。網猟100.0%・わな猟93.1%・第一種銃猟71.4%・第二種銃猟100%

数え方(欠席を除くか、重複受験を数えるか)は県によって違うので、県どうしを並べて比べることはできません。令和7年度の香川県の例では、第一種銃猟(71.4%)がわな猟(93.1%)より低くなっています。

費用 — 申請手数料の標準

項目国の標準
狩猟免許の申請(1種類ごと)5,200円
一部免除の人の申請(ほかの種類の免許を持つ人など)3,900円
狩猟免許の更新(1種類ごと)2,900円
狩猟者登録1,800円

額は地方公共団体の手数料の標準に関する政令の標準で、実際の額は都道府県の条例で決まります(東京都の額は標準と同じ)。銃の所持許可を受けていない人は、医師の診断書の費用が別にかかります。東京都は、試験を中止した場合を除いて、申請書を受け付けた後に手数料は返さないと案内しています。

取った後 — 狩猟者登録・保険・狩猟税・銃の所持許可

  • 狩猟者登録: 狩猟をしようとする区域の都道府県知事の登録を受けます(法第55条)。登録は免許の種類と場所に限って効力があり(法第57条第2項)、有効期間は10月15日(それより後に登録したときは登録の日。北海道は9月15日)から翌年4月15日までです(法第55条第2項)。
  • 保険: 登録には、保険金額3,000万円以上の損害賠償保険の被保険者であることか、これに準ずる資力信用が要ります(施行規則第67条第2項)。
  • 狩猟税: 登録を受ける人に道府県が課します。第一種銃猟は16,500円、網猟・わな猟は8,200円、第二種銃猟は5,500円です(地方税法第700条の52。所得などによる軽い税率や特例があります)。
  • 携帯と報告: 狩猟をするときは狩猟者登録証を持ち、狩猟者記章を見やすい場所に着けます。登録の有効期間が終わったら30日以内に狩猟の結果を報告します(法第62条・第66条)。
  • 銃の所持許可: 銃猟は、住所地の都道府県公安委員会の所持許可が別に要ります(銃刀法第4条第1項第1号)。警察庁の手続きの案内では、講習会の受講と、猟銃は射撃教習などを経て申請し、許可の有効期間は許可を受けた日から3回目の誕生日が経過するまでです(銃刀法第7条の2)。

狩猟ができる期間は、法律の定めでは10月15日(北海道は9月15日)から翌年4月15日までですが、施行規則第9条で、北海道以外は11月15日から翌年2月15日まで、北海道は10月1日から翌年1月31日までに短くなっています(猟区の中は別の期間)。シカやイノシシなどは、都道府県が期間を延ばしていることがあります(法第14条第2項)。

広告

有効期間と更新

狩猟免許の有効期間は、試験を受けた日から3年を経過した日の属する年の9月14日までです(法第44条第1項)。更新は、管轄の都道府県知事に申請して適性検査を受け、支障が無いと認められると、更新後の有効期間は3年になります(法第44条第2項・第51条)。更新の講習(3時間以上)は、法律上は受けるよう努める義務です(法第51条第4項・施行規則第61条)。更新を受けないと、免許は効力を失います(法第53条)。

例題: ぴよパスの狩猟免許の問題から

ぴよパスのオリジナル予想問題から2問です(本試験の問題ではありません)。

例題1 鳥獣保護管理法第40条が定める狩猟免許の欠格事由について、誤っているものはどれか。

  1. 網猟免許は、18歳に満たない者には与えられない。
  2. 第一種銃猟免許は、20歳に満たない者には与えられない。
  3. わな猟免許は、20歳に満たない者には与えられない。

答え: 3。わな猟免許は18歳です。 この問題を解く →

例題2 鳥獣保護管理法と同法施行規則に定める、狩猟者登録の申請と損害賠償の要件について、正しいものはどれか。

  1. 狩猟者登録の申請先は、狩猟をしようとする区域を管轄する知事ではなく、狩猟免許を受けた都道府県の知事とされている。
  2. 損害賠償の要件は、保険金額3,000万円以上の損害保険の被保険者か、これに準ずる資力信用を有することである。
  3. 損害賠償の要件として求められる、狩猟に起因する事故に備える損害保険の保険金額は、1,000万円以上とされている。

答え: 2。登録の申請先は狩猟をする区域の知事で、保険金額は3,000万円以上です。 この問題を解く →

広告

練習問題の使い方

ぴよパスの狩猟免許の練習問題は、法令(狩猟免許・狩猟者登録、猟期・区域・捕獲の制限)・鳥獣の保護及び管理・鳥獣に関する知識の共通の分野と、網・わな・装薬銃・空気銃の猟具の分野に分かれ、解説つきで無料で解けます。知識試験の形と分野ごとの問題は、狩猟免許試験(知識試験)の練習問題の記事で説明しています。技能試験と適性試験は扱っていません。

まとめ

  • 狩猟免許は住所地の都道府県で受ける。網・わなは18歳以上、銃猟は20歳以上。
  • 試験は知識試験と適性試験の後に技能試験。知識と技能は70%以上、適性は視力・聴力・運動能力の基準。
  • 申請手数料の標準は1種類5,200円。銃の所持許可が無い人は医師の診断書が要る。
  • 合格率は公表の例(千葉県のわな猟の1回分・香川県の1年分)で9割前後。香川県の第一種銃猟は約7割。
  • 狩猟には狩猟者登録(保険3,000万円以上)と狩猟税、銃猟には所持許可が別に要る。

関連記事

出典

狩猟免許試験(知識試験)網猟・わな猟・第一種銃猟・第二種銃猟の予想問題を無料で解けます

全 100 問の練習問題と解説は登録不要・無料 / 進捗の保存は無料登録

合格率
非公表(2026年10月時点。環境省の鳥獣関係統計は合格者数と免許の所持件数だけで、受験者数・合格率は公表されていません)
受験料
5,200円(地方公共団体の手数料の標準に関する政令が定める標準額。実際の額は都道府県の条例で定まります。既に別の種類の狩猟免許を持つ人などは標準3,900円)
試験時間
90分(知識試験。環境省の案内と熊本県の案内(標準)による。都道府県や一部免除の有無で異なることがあります)

ここまで読めたら、掲載範囲の問題を1問解いて、理解を確かめてみましょう。

対象の参考書・問題集も読み放題 — Kindle Unlimited 30日無料(PR)

この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士・危険物取扱者・電気工事士などの国家資格、普通免許・原付の学科、 簿記・FP 技能検定・IT パスポート・宅地建物取引士などの検定・資格まで117 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照しています。 記事と問題の作成には AI を使っています。問題はすべてオリジナルで、 自動の検査と、作成とは別の担当による反証 (事実と出典を選択肢ごとに確かめる) を通してから公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

この記事をシェア

LINE で送るX でポスト
広告

この記事は に最終更新されました