結論: 社会福祉士は「相談援助の専門職」、試験は筆記のみ
社会福祉士は、福祉の 相談援助 (ソーシャルワーク) を担う専門職の国家資格です。公益財団法人 社会福祉振興・試験センター が試験を実施し、試験は 年1回 (2月)・筆記129問のみ (実技なし) です。近年は新カリキュラムへの移行で 合格率が上昇 し、かつての難関というイメージは変わりつつあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施団体 | 社会福祉振興・試験センター |
| 試験区分 | 筆記のみ (共通12科目+専門7科目・129問) |
| 合格基準 | 総得点6割程度 + 全6科目群で得点 |
| 合格率の目安 | 約56〜61% (第38回60.7%) |
| 受験手数料 | 19,370円 (社会福祉士のみ) |
| 実施回数 | 年1回 (2月) |
介護福祉士との違い
同じ「福祉士」でも、仕事の中心が異なります。
- 社会福祉士: 相談援助 (ソーシャルワーク) の専門職。相談に応じ、必要な支援につなぐ。
- 介護福祉士: 介護 の専門職。身体介護や生活支援を直接行う。
試験も別で、出題科目・受験資格が異なります。両方を取得して活躍する人もいます。介護の資格は 介護福祉士とは で解説しています。また、精神保健分野に特化した 精神保健福祉士 とは12科目の共通科目を共有しており、両資格の違い・ダブルライセンス もあわせて確認できます。
試験内容: 共通12科目+専門7科目の129問
第37回 (2025年2月) からの 新カリキュラム で、試験は 計19科目・129問・225分 になりました (旧は150問)。午前に共通科目 (医学概論・社会保障・権利擁護など12科目)、午後に専門科目 (高齢者福祉・児童家庭福祉・貧困に対する支援など7科目) を解きます。
合格基準 は、(1) 総得点の 約6割 (難易度で補正)、かつ (2) 全6科目群で得点があること の両方です。苦手科目を作ると不合格になるため、まんべんなく学ぶ必要があります。
合格率と難易度
合格率は近年 上昇傾向 で、第38回 (2026年2月) は60.7%でした。旧カリキュラム時代は30%前後の難関でしたが、新カリキュラムで問題数が減り、合格率は56〜61%程度で推移しています。とはいえ 全6科目群で得点が必要 なため、苦手科目を作らないことが合格の鍵です。詳しくは 合格率と難易度 を参照してください。
受験資格と日程
受験資格は 12ルート と複雑で、福祉系大学・養成施設・相談援助実務などのルートがあります。「相談援助業務」の定義は厳密 で、介護業務は原則カウントされません。詳しくは 受験資格 を確認してください。試験は 年1回・2月 で、申込は前年9〜10月が目安です。最新は 社会福祉振興・試験センター で確認してください。
まとめ: 相談援助の国家資格、まず受験資格を確認
社会福祉士は相談援助の専門職の国家資格で、試験は筆記のみ・近年は合格率が上昇 しています。まずは 受験資格 を確認し、おすすめテキスト と 勉強法 で19科目をまんべんなく対策しましょう。
