結論: 介護福祉士は「受験資格が関門、試験は筆記のみ」の国家資格
介護福祉士は、介護分野で 唯一の国家資格 で、公益財団法人 社会福祉振興・試験センター が試験を実施しています。試験は 年1回 (1月)・筆記125問のみ で、実技試験は第37回 (2024年度) をもって廃止されました。試験自体の合格率は 約70〜84% と高めですが、受験するための 受験資格 (実務経験+実務者研修など) が実質的な関門になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施団体 | 社会福祉振興・試験センター |
| 試験区分 | 筆記のみ (125問・実技は廃止) |
| 合格基準 | 総得点の約6割 + 全11科目群で得点 |
| 合格率の目安 | 約70〜84% (第38回70.1%) |
| 受験手数料 | 18,380円 |
| 実施回数 | 年1回 (1月) |
試験内容: 筆記125問 (実技は廃止)
筆記試験は 4領域・全125問 で、午前・午後に分かれて実施されます (試験時間220分)。出題は「人間と社会」「介護」「こころとからだのしくみ」「医療的ケア」「総合問題」の領域からなり、11の科目群 として扱われます。科目別の問題数は 試験科目と問題数 で解説しています。
合格基準 は、(1) 総得点の 約6割 (問題の難易度で補正) 以上、かつ (2) 全11科目群で得点があること (0点の科目群があると不合格) の両方を満たすことです。第38回からは試験を3つのパートに分け、合格を 2年間持ち越せる「パート合格制度」 も導入されました。
合格率と難易度
合格率は近年 約70〜84% で推移し、第38回 (2026年1月) は70.1%でした。数字だけ見ると高めですが、これは 受験資格を満たした人だけが受けている ためです。試験そのものより、実務経験+実務者研修などの受験資格を満たすまで が実質的なハードルといえます。詳しくは 介護福祉士の合格率と難易度 で解説しています。
受験資格: 3つのルート
主な受験資格は次の3ルートです。
- 実務経験ルート: 介護等の業務に3年 (従事日数540日) 以上従事 + 実務者研修の修了 (実務経験だけでは不可)
- 養成施設ルート: 介護福祉士養成施設 (2年以上) を卒業
- 福祉系高校ルート: 指定の福祉系高校を卒業
最も多いのが実務経験ルートです。条件はルートで細かく分かれるため、介護福祉士の受験資格 で自分が当てはまるか確認しましょう。
日程と受験手数料
試験は 年1回・1月下旬 に実施されます (合格発表は3月)。受験手数料は 18,380円 です。申込は前年の夏〜秋が目安です。詳しい日程・申込は 介護福祉士試験の日程 を参照してください。日程・金額は改定されるため、申込前に 社会福祉振興・試験センター で最新情報を確認してください。
まとめ: 受験資格を整え、筆記対策に集中する
介護福祉士は、受験資格 (実務経験+実務者研修など) を満たすまでが関門で、試験は筆記のみ の国家資格です。受験資格のルートを確認し、実務経験ルートなら実務者研修を修了して、おすすめテキスト と 勉強法 で125問の筆記対策を進めましょう。なお、相談援助の専門職である 社会福祉士 は別の国家資格で、両方を取得して活躍する人もいます。
