結論: 合格率は高めでも「全科目群で得点」が関門
介護福祉士国家試験の合格率は、近年 約70〜84% で推移しています (第38回は70.1%)。数字は高めですが、簡単とは言い切れません。理由は、受験資格 (実務経験+実務者研修) を満たした人だけが受けている ことと、合格には 全11科目群で得点が必要 で苦手分野を1つでも作ると不合格になるためです。試験全体は 介護福祉士とは を参照してください。
合格率の年度別推移
| 回 (実施年) | 合格率 |
|---|---|
| 第38回 (2026年1月) | 70.1% |
| 第37回 (2025年1月) | 78.3% |
| 第36回 (2024年1月) | 82.8% |
| 第35回 (2023年1月) | 84.3% |
| 第34回 (2022年1月) | 72.3% |
おおむね70〜84%の範囲です。第38回はパート合格制度の導入初年度かつ難化により70.1%まで下がりました。最新は 公式の実施状況 で確認してください。
合格基準: 6割 + 全科目群で得点
合格には次の 両方 が必要です。
- 総得点の約6割 (問題の難易度で補正) 以上 — 第38回は125点満点中64点が合格点
- 全11科目群で得点があること — 0点の科目群があると、総得点が高くても不合格
つまり、得意分野で点を稼いでも、苦手分野を捨てると不合格 になります。全分野をまんべんなく学ぶことが大切です。
パート合格制度 (第38回から)
第38回から、試験を 3つのパート (A・B・C) に分け、各パートの基準点を満たせばそのパートが 2年間有効 になる「パート合格制度」が導入されました。次回以降は合格済みパートが免除されるため、一度で全パートに受からなくても、複数回に分けて合格 を目指せます。働きながら受験する人の再挑戦を後押しする制度です。
難易度を上げている要因と対策
- 受験資格のハードル → 実務経験+実務者研修を整えるまでが実質の関門
- 全科目群で得点が必要 → 苦手を作らず、医療的ケアや認知症の理解なども落とさない
- 範囲が4領域と広い → 頻出テーマを問題演習で効率よく押さえる
合格率の数字に油断せず、全分野をまんべんなく6割確保 する意識が大切です。具体的な進め方は 介護福祉士の勉強法、教材は おすすめテキスト で解説しています。
まとめ: 全分野で6割を、苦手を作らず狙う
介護福祉士試験は、合格率こそ70%超と高めですが、全11科目群で得点が必要で、受験資格のハードルもある 試験です。パート合格制度も活用しながら、苦手分野を作らず全分野で6割を確保すれば、合格に近づけます。まずは 受験資格 を確認し、計画的に対策を始めましょう。
